DISTANCE -道のり-

DISTANCE -道のり-

2008.05.14
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テーマ: 柔道最高!(458)
カテゴリ: 技(gi-waza)

先日の参加させていただいた合同稽古で惚れ惚れするような柔道をする道場がありました。

その道場の子供達は、決して体は大きくありません。
だからこそなのかもしれませんが、機敏な動きをしてきます。
歯切れの良い、見ていて気持ち良くなる柔道です。

特に印象的だったのが、 『プレッシャー』 の掛け方の巧さでした。
その道場の子が技を繰り出すのに対して、体の大きな相手の子は技を出しません。

・・・いや、出せないのです。


小さな体のはずが、相手の子は、大きく、力強く感じたことでしょう。

『プレッシャー』を掛けることは、ブルドーザーの様に突進することとは違います。
また、技を掛けさせない様に、腕を突っ張ることでもありません。


その道場の子供達は、自分に有利な間合いを保ちつつ
釣手と引手の手首の返しを巧みに使って、重心を相手の足元に向けて掛けます。

それも動きの中で、両足へ、右足へ、左足へ、
あるいは、つま先側へ、かかと側へ、右側へ、左側へなど、
状況、状況によって、プレッシャーの掛け方を変えて行きます。
もちろん、自分自身のバランスは崩れていません。

つまり、『プレッシャー』が、相手の攻撃の出鼻を挫くだけではなく、
自らの攻撃の起点とも言える“崩し”にもなっているのです。



プレッシャーの掛け方ですが、
全柔連専務理事の上村春樹先生が非常に上手かったと聞いています。

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Last updated  2008.05.14 23:05:15
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