ピアノの店で、「青の青春」という曲のリクエストをいただいた。珍リクエストには慣れている私は、咄嗟に「青の時代」「青い影」「青春の影」「青春の輝き」などを頭に浮かべ、お客様の雰囲気から「青春の輝き」と判断し、なんの戸惑いもなくそれを弾いた。「ありがとうございました」と拍手をいただいたので、どうやらビンゴだったようだ。元々「I Need To Be In Love」というタイトルのこの曲を、日本人に恥ずかしげもなく「青春の輝き」などと訳され、さらに一日本人に「青の青春」などと頓珍漢に記憶され、その「青の青春」というリクエストでなんの戸惑いもなしにこの曲を一日本人に弾かれてしまうというこんな状況では、そりゃカレン・カーペンターも飯が喉を通らなくなるのも無理はない。