進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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がんばる理由

塾によっては、うるさい子達が幅をきかせ、親公認の「夜のたまり場」になっている所が多いと聞きます。「自習室での私語が多く、勉強に集中できない」「自習室の出入りが自由で監督者もいないから、抜け出して塾の外で遊んでいた」という話や「先生が、元気な特定の生徒達と一緒になって騒いでいるから、授業後に質問出来ない」という話も聞きます。中には、学生講師の方が「おれ明日、大学で試験があるから、今日の授業は自習!」と宣言して、授業が行われなかったというケースも聞きました。
一方の生徒達も「今日は自習でラッキーだった!」「今日はたくさん喋れて面白かった!」という感想を抱く子も多いようです。

親御さんからすれば驚くような話ですが、しかしよくよく考えてみれば、当事者は大学生(←講師)や中学生(←生徒)ですから、むしろこうした感覚の方が当たり前なのかもしれません。大学生と中学生が夜間に複数集まれば、それは楽しいに決まっています。夜なのでテンションも上がっていることでしょう。

キャラベルは、やる気のない子が「この塾、居心地悪いな」と感じるような塾です。上記のような、先生と生徒達が楽しい時間を共有する塾も、1つのあり方かもしれません。しかし、私個人としては、やる気のない子が「あ~、この塾、居心地がいいな~」と感じるような塾には、あまり魅力を感じません。

そうした考えから、キャラベルは勉強のみに特化した塾になりました。

ところが、それでも卒塾した子達の中には「キャラベル楽しかった~」と感想を漏らしてくれる子もいます。これは、決して不思議なことではありません。いやむしろ、これこそが人生の真理だと思っています。辛かった経験、必死に努力した経験、悩んだ経験というものは、後から振り返ると、どういうわけか「楽しかった」「充実してた」と感じるものです。厳しい部活動や大失恋などがその典型ではないでしょうか。
反対に、ダラダラ過ごした日常というのは、数年後振り返った時に、「後悔の念」ばかりが浮かび上がってくるものです。

そうした意味で、キャラベルが目指しているのは、「今この瞬間の楽しさ」ではなく、10年後、20年後に振り返った時、「楽しかった」「充実していた」と思えるような尊い時間の獲得です。


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