Hourglass

June 25, 2005
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カテゴリ: 詩










人ごみに取り残されてしまえば




誰か無色という色を見たことがありますか

いつも僕の瞳に映るものは全て

何色かに染まっているから

唯一その色を知ることはない



あの日の君は僕に無色の歌を歌ってくれた

もう同じ歌は歌えない

言葉の積み重ねることが

何を意味するかあなたにはわかりますか



もう全てを見てきた

空の果てでも絶望のどん底でも

嗚呼信じられるものはとても強く

嗚呼思いはせて君に捧ぐ



どんな言葉を紡いでも足りない

たとえ君は弱くても愚かでも

僕には確かに強く見えた

その瞳のさす方を高く掲げ

その足でもう一度歩いていこうと



無色の歌を今度は僕が歌う

もうひとりでも大丈夫だろう

夢をもう一度見るの悪くはない

どこへ行くかなんてなんとなくわかるものだろう



人ごみに取り残されてしまえば

もう僕は無力です

でももうそんなことは思わない

色あせることのない無色の希望

きっと昔から追いかけていたんだ今でも

そして無色に色を付ける時がきた

今無色の蝶が僕を横切った










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Last updated  June 25, 2005 07:52:40 PM
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