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浜松市は時々訪ねる私だが、たいてい決まったコースばかりを歩いているため、そのコース以外にはほとんど土地勘がない。 今回、浜松市の神谷商会さんが浜松市内の街路樹に樹名板を寄付してくれることになり、その調査でアクト通り周辺を歩いた。 地上45階建て、高さ212mの静岡県内最高の高さを誇るアクトタワーを有するアクトシティが誕生したのはもう15年あまりも前のことだが、このアクトシティから北に向かう市道が「アクト通り」と名付けられていることも初めて知った。 車道の両側にはケヤキ並木が続き、広い中央分離帯が緑地帯を形成する気持ちのいい並木道だ。 この中央分離帯に植えられているのが、メタセコイアだと気づいてまた驚いた(9/9撮影)。 延長1km近くにわたって、中央分離帯の緑地帯に数十本のメタセコイアが植えられている。 それも軒並み7~8mから10m近くの高さに成長している。 成長の早い木とはいってもここまでに成長するには数十年はかかるはずだ。 「生きた化石」ともいわれるメタセコイアが、これほど多数植えられていることにも驚いたが、名札が一枚もついていないというのも悲しいオドロキだった。 市民のみなさん、これが生きた化石メタセコイア並木だって知っている人はどれだけいるだろう? しかしみなさんお喜びください! 今回神谷商会さんの寄贈によって樹名板をつけるにあたり、このメタセコイアには真っ先に名札を取り付けることにしました。 10月末頃までには取り付けも完了できる予定です。 浜松市民のみなさん、メタセコイア! ぜひ覚えてくださいね。 ちなみに、メタセコイアが「生きた化石」と呼ばれるゆえんはこうだ。 メタセコイアというのは、元々は化石植物に名付けられた名前で、絶滅したものと考えられていた。それが、1941年に中国湖北省で自生林が発見され、化石の研究によって絶滅属とされていたメタセコイアだと確認された。 その種子がアメリカで育てられ、第二次大戦後に世界各地で栽培されるようになった。 このため、第二次大戦後に「生きた化石」として大きく話題をあつめた。 現在では学校や公園などに数本ずつ植栽されていることも多い。 それにしてもここにこれほどのまとまったメタセコイア並木があったとは、10年以上浜松に通っていたが、今ごろになって初めて気づいた。
2011.09.16
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「卯(う)の花の匂う垣根に……♪」懐かしの唱歌「夏は来ぬ」の一節だが、ここに唄われている情景が、まさにかつての里山の風景だ。里山とは、人と自然がゆったりと共生し、野の花や鳥の鳴き声に季節のうつろいを感じられた場所なのだが、今ではこんな光景もあまり見られなくなっている。ここに唄われている卯の花とは、空木(ウツギ)のことで、野山に普通に見られるユキノシタ科の落葉低木だ。枝の中が中空になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれたもので、旧暦の卯月(4月)に咲くことから卯の花とも呼ばれる。旧暦の卯月は現代の5月中旬。初夏の頃、満開の白い花は、まさに匂うがごとく咲き誇る。しかし、ウツギの花の匂いとはどんなものか? 図鑑や解説書にも、あまり匂いのことは触れられていない。「匂いはなく、匂うがごとく咲き誇るという形容だ」という説も多いようだが、専門家によると、「ウツギの花には香りがあって、花数が少ないと香りは薄いが、花数が多いと香りは強調されるようだ。ウツギの花の香りは花蜜と花粉がベースになっているのではないかと思われる」とのことだ。 ところで、空木と名のつく植物は、大きく2種類に分かれることをご存じだろうか(厳密に言えばほかにもあるがここでは割愛する)。すなわち、卯の花に代表されるユキノシタ科グループと、ハコネウツギなどのスイカズラ科グループだ。 こちらは先日、登呂公園でみつけたスイカズラ科のタニウツギ(5/18撮影)。5弁の筒状のピンクの花が咲く。よく似たハコネウツギは、咲き始めは白く次第に赤くなるため、紅白2色の花が咲いているように見える。 そしてこちらはしばらく前に清沢でみつけたマルバウツギ(もう1枚)。卯の花とは違うなと思いつつ、その場では何の花か分からず写真を撮ってあった。あとから調べて、ユキノシタ科グループのマルバウツギと判明した。卯の花ではないが、その仲間だ。やはり清沢には、まだ里山の風景が残っている。
2012.05.22
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今年はタチアオイやムクゲなど、アオイ科の花が元気がないなと思いながら、自分が何度も見ている花の撮影を怠ってしまった。 6月中旬以降、ネタがないと苦労していたのだが、考えてみれば何年も継続して見に来てくださる方以外では、ここに来て初めて見る花というものもないわけではないのだろう。 私にとっては再掲、再々掲になる場合でも、もう一度気合いを入れて解説をしていこう。 今日の1枚は数日前に街角で見かけたラズベリー(6/27撮影)。 ラズベリーはバラ科キイチゴ属の総称で、主に栽培されるラズベリーには、レッドラズベリー、ブラックラズベリー、ブラックベリーの3種類があるという。 キイチゴと聞くと、私は黄イチゴを想像していたのだが、じつは木になる木イチゴだという。 この実は、赤い実はまだ固く、黒く熟した実がぷりぷりと柔らかい。 するとこれは真っ赤な実のなるレッドラズベリーではない。 ところが、黒く熟すのはブラックラズベリーとブラックベリーの2種類があるという。私はいまだにこの両者の見分けがつかないのだが、とりあえずこの実はブラックラズベリーとさせていただこう。 ラズベリーは生で食べるよりも、ジャムにしてお菓子などに使われることが多いという。 辛党の私はスウィートのことには疎いが、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類はお菓子の素材として人気が高いようだ。 しかし、ラズベリーはバラ科、ブルーベリーはツツジ科と、植物的にはまったくの別物だ。 なんでベリー類っていうんだろう? 「ベリー(berry) は、イチゴ(ストロベリー)、ブルーベリー、ラズベリー、セイヨウスグリ(グーズベリー)、ブラックベリー、クランベリーなど、多肉質の小果実の総称。日本語では漿果(しょうか)とも訳される。(Wikipedia)」ということだそうだ。 英語の場合、日本人の語感よりも「ベリー」の示す範囲が広いということのようだ。
2008.07.07
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先週発見したつぼみはコブシではなくハクモクレンだった。コブシの花は花の下に小さな葉っぱがついていることで見分けられるそうだ。 3月4日の土曜日は天気もよく暖かい日だったので、3時間ほどかけて街中をパトロールして回った。その結果、開花したハクモクレンを10本近く発見することができた。 まずは先日発見したつぼみの木(1枚目)。いよいよ開花。花をいっぱいつけていました。次に、昨年暮れにつぼみを発見してハクモクレンだろうと見当をつけていた木(2枚目)。ほとんど満開状態だ。そして今日の同じ木(3枚目)。ちょっと天気が悪いが、みごとに満開。 今日の1枚 今回発見したのはすべてハクモクレンだった。そう分かってみると、今度はコブシの花が見つからないのが物足りない。今度はコブシを探しに旅立とう。 今回のハクモクレンの記事をインプル通信にまとめましたのでご覧になってください。写真もたくさん掲載しました。
2006.03.06
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