かけだし樹名板屋の独り言

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2009.09.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
師匠 に同行して8月11日の駿河湾地震で崩壊した駿府公園のお堀 石垣の崩壊箇所の視察 を行った。 我が師匠は「 空飛ぶ地質屋 」の名で mixi 上でパラグライダーの話題を中心に活躍しているが、本来は地質の専門家で、この日は地震の被害を個別に見るのではなく、断層との関係から特定の線沿いに被害が集中することを指摘してくれた。 たしかに駿府公園周辺の被害箇所を線で結ぶと、3~4本の線状に分布していることが類推される。 同行した市会議員のみなさんや市の担当者も考えもしていなかったことを指摘され、今後の防災対策に活かせるよう検討してみたいとのこと。  地質屋の面目躍如 の瞬間だった。

 夕方からは静岡市の森を考えようという集会に参加することになっていたので、それまでにこの記事を書き上げようとがんばったのだが、突然パソコンがぐずりだして途中で断念。 今日は2日分の報告を書くこととなった。

 今日の木は 駿府公園 の イチョウ
 ところで、イチョウの葉っぱはみなさんよくご存じだと思うが、これが 針葉樹 として扱われていることをご存じだろうか? いわゆる「針葉樹」というのは、分類上の区分ではなく、外見で区分した言葉だという。マツやスギなどのように、とがった葉がその名の通り「針葉」なのだが、その特徴は「 葉脈が分岐しない 」ということであるという。 イチョウの葉を見ていただけば、葉脈がすべて平行に走っていることがお分かりだろう。 つまり、「針葉樹」というのは、その代表的なものの葉の形からつけられた呼称にすぎず、正しくは「直脈葉樹」の仲間というわけだ。
 イチョウといえば銀杏の名の通り ギンナン のなる木だが、4年ほど前まで私は、あの殻つきの実が木になっているものだと思っていた。 じつはあれは実の果肉を取り払った種の部分で、私たちが「実」だと思って食べていたのは梅干しの種の中の天神さんの部分だったということを知ったときには驚いたものだ。 これが イチョウの実 ( もう1枚 )。この種の部分がギンナンというわけだ。 しかも、この果肉がなんともいえない臭い匂いを発するため、ギンナンを拾うのもなかなか根性がいるものだ。

 さて、昨晩の集会というのが静岡市の森を考えようという、その名も「 ぬく森ワークショップ 」。 主催者は静岡市だが、その企画や運営は全面的に市民ボランティアに任された活動だという。 第1回目の昨日は、「 森をテーマにあなたがしたいことを話し合ってください 」というやや漠然としたテーマだったが、60人あまりの参加者を10のグループに分け、時々グループメンバーを入れ替えながらグループ討論を行うという方式は、さまざまな人の意見を聞くことができて楽しいものだった。 ひとくちに森といっても、原生自然林を思い浮かべる人、緑豊かな里山にあこがれる人、人工林のスギ・ヒノキの有効活用を考える人、山の中よりも身近な公園や社寺林の森をもっと整備してほしいという人などさまざまな意見が飛び交った。 その中で、「 森や緑にまったく関心のない人もいるけど、そういう人にはどのように対応したらいいんだろう? 」という意見があった。 しかし、今はそういう人のことは考える必要はないだろうと思う。  まずは森に関心のある人が行動を起こして ぬく森プロジェクト 、これからもがんばってください。





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最終更新日  2009.09.11 20:23:05 コメント(2) | コメントを書く


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