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昨日はデジカメを充電器に繋いだまま置き忘れたため撮影できなかったが、青葉通りの 山茱萸 (サンシュユ)が咲き始めていた(3/10撮影)。 これもここ数年毎年紹介している花だが、こうやってアップの写真を見る限りではなかなかしっかりとした花に見える。 ところが、花自体が小さい上に、葉が出る前に花だけが咲くため、茶色の木の枝先に小さな黄色い花がついても、 遠目にはあまり目立たない ことが多いのだ( もう1枚 )。 この木は毎年ひっそりと花をつけているのだが、いったいどれだけの人がこの花に気づいているだろう?
サンシュユ は、中国原産の ミズキ科 の落葉小高木で、日本には江戸時代の中期に渡来したとされる。2月末から3月にかけて、黄色い小さな花をたくさん咲かせ、早春を代表する花の一つだ。 「さんしゅゆ」とは中国名の「山茱萸」の音読みで、「 茱萸 」は グミ のこと。秋にはグミに似た赤い実がたくさんなる。 この実を日干しにしたものが生薬の山茱萸といって、強壮薬や、めまい、耳鳴り、頻尿、老人の夜尿症などに薬効があるという。 早春に咲く黄色い花から 春黄金花 (ハルコガネバナ)、秋の赤い実から 秋珊瑚 (アキサンゴ)などの別名もある。また、訓読みでヤマグミと呼ばれることもあるようだ。 なお、同じ茱萸の名を持つが、アキグミ(グミ科)などのグミとはまったくの別物である。