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青桐 桐のタンス を思い起こす方も少なくないだろう。しかし、 キリ は花の形に特徴のある ノウゼンカズラ科 の落葉高木(ゴマノハグサ科に分類する考え方もある)。アオギリは アオギリ科 に分類される まったく別の植物だ 。樹皮が緑色で葉が桐に似ていることから「青桐」と名付けられたようだが、植物の名前というのはえてしてこんなものだ。
まず 花がまったく違う (写真)。キリの花はノウゼンカズラ科独特の漏斗状の花で、紫色の花は ジャカランダ によく似ている。アオギリの花は花びらがなく、あまり花らしい花とはいえないが、緑の葉の中で小さな黄色い花がまとまって咲くため、よく目立つ。
アオギリの 実 は特徴的な形をしている。若い実は緑色の鞘状であまり目立たないが、鞘が割れると葉っぱのように開いて、そのへりに種がつく。時間がたつと鞘は黄色くなり、遠目には枯れ葉のように見える。この鞘が翼となって種を遠くにとばすのだろう(1枚目)。
あと2枚 )
キリの実 は大きなドングリ状で、中には羽のついて小さな種が詰まっている。ちなみにキリの葉は、成長すると普通の大きさになるが、若い時期はべらぼうに 大きな葉っぱ をしているという。この葉っぱは長さ50cm以上(2枚目)。当時の私は本当に駆け出しで、 この葉っぱの正体を知るまでに1年以上かかった。