PR
Calendar
Comments
お昼頃にネットで新聞を見ていたら,トップ見出しで,
係員の誘導ミスで山崎選手棄権 世界陸上50キロ競歩
とありました。
今日の朝7時から行われていた,男子50km競歩。日本代表の選手である,山崎勇喜選手が,周回コースであと1周残っているところを,係員が勘違いして,ゴール方向に誘導してしまったそうですね。
と,書くと,いかにも簡単に感じますが,これって,ものすごい重大なミスですよね。
マラソンよりも長い,50キロも,歩くんです。優勝者のタイムは3時間40分少々。4時間以上歩いた人もいます。
単純に,歩くといったら,簡単そうですが,歩く速さは,5キロで25分弱。
つまり,1キロ5分弱ですから,早めのジョギングペースです。結構,ついていくのは厳しいです。
それで,50キロ歩くのです。
マラソンと同じように,疲労度も大きいし,準備も時間がかかるので,ちょくちょく大会に出場できるものでもありません。
それから,競歩は,失格の多い競技です。
たぶん,陸上競技の中で,一番多いんじゃないでしょうか。短距離系は,スタートの反則で,失格になる人もいますが,1レースに1人,いるかいないかですよね。
でも,競歩は,歩型(=歩き方)のルールがあるので,反則による失格が,とても多いのです。
まず,歩くということは,常にどちらかの足が地面に接地していなければなりません。両方の足が地面から離れると,走ったと見なされるのです。
また,前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を曲げてはいけません。
この歩き方をすると,まず,スネの外側にある筋肉が,ものすごい疲労します。
それから,股関節が痛くなります。
脇腹のシェイプアップにはいいかもしれません。
競歩のコース上には,これをチェックする,歩型審判という人が何人かいて,このルールに違反しているところがあると判断したときには,競技者は注意を受けます。変な記号の書いてある,丸いカードを示されます。
明らかに違反している時には,赤カードが発行されて,3枚貯まると失格になるのです。
でも,競技者は,注意や赤カードを,1回ずつしか示されないので,自分が失格になったかどうか,ゴールするまで分からないことが多いのです。 (ウィキペディア参照)
だから,1位でゴールした選手が,失格になって,2位の選手が繰り上がるってことも,よくあります。高校の大会でも,よくあります。
ちなみに,今回のレースでも,スタートした54人のうち,9名が失格,14名が途中棄権になっています。技術不足の高校生の大会じゃなくても,失格がたくさんあるんです。
このように,自らの不注意や練習の仕方が悪くて,歩型違反を取られて失格になるのならともかく,自らの体調管理が悪くて,途中棄権になるのならともかく,係員の誘導ミスで,途中棄権なんて,悔やみきれないですよね。
しかも,山崎選手は,40キロすぎまで,メダル争いをするほど,上位にくらいついて,そこから,順位は落としたものの,北京五輪内定の8位以内もかかっていたそうなのですよ。
1周2キロのコースを,20周以上歩くのが,今回のコースなのだそうです。
50キロも,必死になって歩くのに,自分で周回を判断するなんて,難しいこと。
だから,周回記録員がいるわけで。
もし,数えられていても,誘導されたら信じて行っちゃいますよね。
実際,山崎選手も,あと1周あると思ったけど,ゴールに行くよう指示されて,行ったそうですしね。ふらふらしていたから,周りが戻れって言っていても,分からなかったって。
でも,着いてみたら,「1周足りなかったから途中棄権になりますね~」,なんて,ショックもショックですよ。初めは,失格ってなってましたけどね。
選手の体には,電子チップが付いていて,通過距離がチェックできるようになっているそうなのに,起こってしまったこのミス。人間誰でも,間違いはあるんだから…って考え方の私でも,こういうところでのミスは,許せないですね。許しようがないですよ。
というのも,私もその昔,似たようなことが,あったからです。
でも,レベルが違いますよ。
私は,たかだか,高校3年生の最後の県大会で,東北大会を逃すことにつながった程度のミスですから(←根にもっている,笑)
山崎選手は,ゴール後倒れ込んで,医務室に運ばれたそうですが,大丈夫かなぁ…。
まだ23歳の若い選手。競技年齢の高い種目でもありますから,これをバネに,再び北京を目指して欲しいです。
ゆづるくんおめでとー☆ February 14, 2014
おめでと~~~!!! March 31, 2012 コメント(4)
Freepage List