May 7, 2004
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テーマ: ココロ(1383)
カテゴリ: カテゴリ未分類
ある親しい人から聞きました。世間によくある話ですが社営の住宅に住んでいる方らしいのですがそこで御婦人達の間にある階級が存在していてとても大変だとか・・・・・それはご主人の会社での役職などのお立場がそのまま御年齢に関係なく婦人達の縦の列とでも言いますか優劣かのようにに成っているということで・・・。そして最近幼なじみから電話が来たときも同じような事を嘆いていました。

でも、これは男性にとってもストレスになるばかりか色々な深い意味合いでとても良くない事なのです。

そして実際に最近僕の身近でもこの問題に悩む方がいらっしゃいました。
順を追ってご説明しますとまず、Aさんのご主人はある大型店舗の経営者、Bさんのご主人はそこに機械をリースしている会社の経営者、Cさんのご主人は今会社が倒産されて新たに設立準備中、そしてDさんはある日僕の所に宣材のアルバム用写真を撮りにきたモデルさんです。勿論僕は身近に全員知っている人達です。

その日最初は割とキャリアのある方なのに何かちょっと哀しそうな表情というかいまいちのりが悪かったのです。これもこの人の持ち味かなとか思いつつ作業は進めて見たものの僕にとっては”宣材といえど人を引きつける要素が無ければいけない”というのが僕の一つのこだわりなのであります。なのでメークとか直してるときとかに話しかけた所まずBさんが僕の悪口を言っていると言うのです。おやっ何故?と思いましたがそれは話の取っ掛かりに過ぎなかったのです。

つまりA→B→Cの順に階級が出来て上から物を言われるので親友のCさんがとても憤慨というか傷付いていることが可哀想でDさんが悩んでいるという事だったのです。そして僕の所にAさんやCさんやDさんが写真を撮りに行くことを知ったせいであげくの果てには僕の悪口にまで発展したそうです。でも表面上は今まで僕にとって同じ年頃の女の子4人にしか見えないのに全く困ったものです。聞いて僕の心も痛みましたよ・・・・・

と言うのもCさんのご主人は僕の知り合いでもありよく遊びに行っては夕飯などをごちそうになりとてもお世話に成っていましたしそのご主人は会社再建の為に真面目に苦手なパソコン教室に通うなどしていた最中でそれを支えるCさんの姿に僕も心をうたれていたといいますか僕はそのご主人の苦手なパソコンが壊れたときに直したりしながら色々なお話をするようなホント良い間柄でした。本当に仲の良いご夫婦ですしご主人のお人柄もとても良い方です。

僕はDさんにチト涙ぐみながら言いました「Bさんの事は前からよく知っている人だけど彼女は別に偉いわけではなく旦那さんのお金を使い放題で遊んでいるだけだよ。奥さんとして一番偉いのはCさんです。僕にはよくわかりますその事が・・・」と話したらDさんニコッと笑って「あなた優しい事言うのね」って言いました。その後の写真が良くなったのは言うまでも有りませんでした。

彼女たちの間では優越感や嫉妬などあるとても狭い価値観のようなライバル意識が存在していることは薄々は承知していましたがまさかこれほどまでとは正直あきれてしまったというか少し悲しくなりました。



それが原因ですっかり皆の士気は落ちてしまったそうでその方はある日すっかり絶えきれないせいかこれはちょっとやりすぎかも知れませんがその場で奥さんをぶっ飛ばしたそうです。まあ離婚覚悟だったかも知れませんね。でも、その奥さん状況を把握したらしくそこからすぐ立ち直ってくれたそうです。そして今その奥さんは会社には参加していませんが僕の仲間内では一番しっかりした何とも出来た奥さんです。ある意味やんちゃなご主人を一歩大人に成ってしっかり支えているかのようにさえ見えます。

その方を見て僕は思いました。世の中には出来た奥さん恵まれた男性は他にも沢山いるかも知れないけどやはりそれは一夕に出来上がる関係では無いのだと学びました。またご主人の優しさも大いに影響していると思います。色んな事を乗り越えて今そのご夫婦はとても幸せそうです。

そして、これは内助の功の裏返しであって奥さんに悪気の無い部分もとても多いとも思えます。

先ほどの階級話ですが何故こんな事が起こるのでしょう。それは男性にとって非常に悲しい事です。かの有名なナポレオン・ボナパルトの話ですが彼は長年付き添ったとても出来たご婦人を捨て親子ほど年の違う若い女性に乗り換えた途端に人生が急落したという見解があります。実際歴史を紐解いて何千人も調査しても同じような統計が出ているそうです。つまり彼は自分の過ちによって精神的な支えを失って力を落としてしまったのです。僕の絶対に信じる伴侶の重要性はそこに有ります。

そして、その旧ご婦人とははそんな女性階級のようなモラルの無い方だとは絶対に思えません。それは僕の周りで事あるごとにその女性の階級のことについて話しましたがその結果全員の意見はほぼ一致です。それはそんな常識やモラルの欠けたご婦人のために仕事の意欲は絶対に失せてしまうという意見ですがある方は怒りながら別居して勝手にやって欲しいとまで言ってました。

僕は男性にとってそれは充実した人生や仕事に不可欠な要素だと思いますし事実偉人や成功者と呼ばれる方の背景には必ずと言って良いほど優れた御婦人の存在があったと言う事を統計結果が物語っているそうです。

いわゆる偉大な仕事を成し遂げる方はいつも精神のバックに安心した穏やかな家庭が有ったとでも言うことでしょうか?勝手にご主人の手柄で階級を作ってストレスを与え合っている行為はその夫の仕事や人生に大きく影響を及ぼしていることをその方々に僕は出来ることなら認識して頂きたいと心のなか願うのでありました。

そしてCさんしばらくご無沙汰してしまいましたがそのご主人はその中の誰よりも後に成功され幸せにる方だと僕は信じそして願います。





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Last updated  May 7, 2004 01:08:43 PM
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Re:僕から見た女性社会(05/07)  
まみ3536  さん
その瞬間の社会的地位は一生続かないもの。
その瞬間の「配偶者」としての立場も、
もしかしたら明日なくなるかもしれないもの。

一生をながめたら、伴侶との信頼が、
一番の財産とわかって、信頼貯金を続けるものが、
一番大きい幸せをえられると、私も思います。

↓朝風呂、いいっすね。血の巡りがよくなりそう。 (May 7, 2004 01:37:42 PM)

Re:僕から見た女性社会(05/07)  
みこと 都  さん
こんばんわー★
今日はカメラぴこぴこしててなんかモノクロがあったので一回やってみよーと思って、いそいそ
やってみました(笑)
部屋が限られててドアや壁しか背景がないところが
悲しいのですがxxxでも色々お洋服とか考えて頑張っていますです-(涙) (May 7, 2004 11:34:23 PM)

Re:僕から見た女性社会(05/07)  
周りの方からも、「内助の功」の大変さを聞いたりします。家庭は放ったらかしも困りますが、私は(いつの日にかめぐり合えるであろう)夫には気持ちよくお仕事をしてほしいな~と思います。
夫のステイタス=奥様方のステイタス
こういう式も成り立ちますよね。日本だけじゃなくどこの国でも。
カメラのレンズにも、そんな階級社会が見えてくるんですね~。職人技!!! (May 8, 2004 12:08:39 AM)

Re:僕から見た女性社会(05/07)  
ご無沙汰しております。内助の功と申しますが、行過ぎると、混乱を招きますわね。いろいろな考えがございますけれど、やはり、殿方をサポートできる女性でありたい月子でございます。 (May 8, 2004 06:25:25 PM)

Re:僕から見た女性社会(05/07)  

Re:僕から見た女性社会(05/07)  
こんばんは。
何回も読ませて頂きました。
彼と同棲をするまでは、娘と2人暮らしでしたので
夫役(父親)でもあり妻役(母親)もやっていたと言う事になりますよね。自分は生活を支えるために仕事に出る。何も考える余裕はありません。
所が今は生計を立てているのは彼であり籍は入っていませんが、日々思う事はやっぱりいかに彼に家がここちいい空間であり、朝も気持ち良く出掛けられるようにと
言う事を日々思います。そして、本当にありがとうと
言う気持ちがあります。
きっと、自分が7年間娘と2人の生活があり自分で
生計をたてていた時期があったからこそ、今思うのだと
思います。私は中々自分で経験してみないとわからないのであの頃の経験が日々の感謝につながり、感謝の気持ちもあの経験がなかったら、今もないでしょう。
ただ、彼にはちゃんとその気持ちが伝わっているかは
微妙ですが^^;
裏で支えている立場でもこのような事があるのですね。
働いている女性の職場にも、色々な事があるのに・・・ (May 9, 2004 11:29:38 PM)

Re[1]:僕から見た女性社会(05/07)  
junchik  さん
>えりんさん
再読してくれたことほんと嬉しく思います。

そうですね、辛い経験から得た幸せは何ものにもかえられぬ物ですよね。

その反対は平和ぼけとでもいいますか・・今僕はTVとかあまり見ませんが波瀾万丈ドラマに感動を求めたりはしませんそれは書物やNetのなかに沢山のドキュメンタリーをみて感動しているからです。でも極端にSFとか見たいときもありますがね・・・まあ映像のお勉強っと!

そして男性には見えない世界がまだまだ有るのは悲しいことでもあり驚きです。

靴に画鋲いれる男性などいないですからね・・・・・・・・汗 (May 10, 2004 03:15:55 AM)

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