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woodstock424さん
つるセコさんコメント新着
無職になったので、気楽なことは良いのですが、
何となくリタイアした方々と一緒だと、気恥ずかしい。
催行が決まったツアーに遅くに申し込んだので、席は当然後ろですので、
山道などでは揺れをもろに拾うので、最初からバス酔い気味でした。
又、ツアー会社の経費の問題でも有るらしく、
遠廻りして、お弁当を積み込んだりしていますので、
時間も掛かり、尚更に疲れました。

3時間程掛けて、到着したのは、わたらせ渓谷、高津戸峡です。
水溜まりに石を置いたような、ポットホール。
遊歩道は整備されていますが、段差が結構有ります。
左端に写っているのは、ゴリラ岩。(言われると、そう見えなくも無い)
その後、再びバスに揺られて、着いたのは、
草木湖の畔に建つ。
。
星野富弘さん。
カミさんは、教員をしている姉が、だいぶ昔に、
子ども達に、この方の本を持って来てくれたので、気になっていたらしい。
多分、私も見たのでしょうが、それ程は気にしていませんでした。
しかし、実際に美術館に入って、描かれた絵や、言葉を見て、さすがにびっくりしました。
脊髄損傷で、首から下が動かない方が、口を使って描いた絵とは、
とても思えない作品ばかりでした。
入口に、最初に書いたカタカナの文字などが大きく掲げられているだけに、
進歩に具合がよく判るだけに尚更でした。
芸術家気取りの俳優やタレントの描く絵や文字より、
余程に見易いし、読みやすい文字です。
少し、丸文字っぽい字は、心の暖かさが伝わって来て、よい気持ちにさせてくれます。
いつもなら、美術館などに入っても、さっさと見て周り、
カミさんとは別行動になる事が多いのですが、今回はじっくりと見てしまいました。
我が身に置き換えると、とても考えられない状態の人が、
見事に再起して行く様子がうかがわれるのですから、皆さん感動するのでしょうね。
私も並んでポストカードなどを購入してしまいました。
思わず微笑んでしまう一枚ですが、精神力の強さに脱帽です。
美術館の中では、結構、感動していたのですが、
外へ出てから振り向くと、別のツアー客で入口が賑わっていて、
売店の混雑ぶりも思い出して、「儲かるな~」と思ったのですから、
五体満足な俗人は卑しいですね。
次は、メーンのトロッコ電車に乗車です。
神戸と書いて、↑です。
ここからスタートで大間々まで。
進行方向左側が特等席で早い者勝ちで、
私達親子は、のんびりとビリで乗り込み、右側に着席だったのですが、
余りの寒さに、全員早々と一般車両に避難したので、
後から景色を堪能しました。

それにしても、寒かった。
それと、このツアーでは、別の面白さが有りました。
今回は娘が一緒でしたので、私の横はカミさんではなく、
何と別の女性が、一日一緒でした。
人気が有るので満席で、普通なら横一列を家族で使うパターンですが、
女3人組の横に私がお邪魔した形でした。
私は、基本的に横柄なおばさんを除いて、女性には優しいので、
即、意気投合で話も弾みました。
娘などは、「誰とでも、すぐにお友達になるのね」と笑っていました。
別れ際には、相手の方から「楽しかったです」との挨拶が貰えましたので、
多分に社交辞令でしょうが、良かったです。
後ろの席にいたカミさんは、「ま~よく、おしゃべりをしていたわね~」と一言。
別に問題はないでしょう。