ヘディンのブログ・・・のようなもの

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スヴェン・ヘディン

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あずまん@ あら?! いつの間にか、更新されている(^^;
スヴェン・ヘディン @ りぼんx2☆さん りぼんx2☆さん ホントにお久しぶりです…
スヴェン・ヘディン @ 邪羅夢さん 邪羅夢さん お久しぶりです(^^) …
りぼんx2☆ @ Re:痛車のイベント(05/31) お久しぶりです、こんばんは。 なんか…
邪羅夢@ こんばんわ^^ 結構な数が出ているんですねぇ。 ある…
2008.08.14
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カテゴリ: 日常
今日は特許の日

1885年(明治19年)8月14日、日本で初めて特許が認可されました。

これは同年4月18日にできた専売特許条例に基づき、
7月に東京の堀田瑞松(後の日本漆業研究所創設者)が
塗料に関する特許を申請。審査の結果、認められたものです。

特許の基本的な考え方は先進的な発明をした人に
一定期間の独占使用権を与えて優遇しようというものです。
最初の特許法は1474年にヴェネチアで制定されました。

現在日本では年間30万件の特許が申請され、

これだけ多数の特許が出ていると、
何か新しいことを考えてもそれが既に登録済みなどということは
頻繁に起こり、企業が新しい製品を開発する際にどこかの
特許にぶつかっているということはしばしばあります。
そういう時の一般的なやりかたは「バーター」であり、
自分が持っているある特許を自由に相手にも使わせる代わりに
相手の特許もこちらで自由に使わせてくれという交渉をします。
そこでまた企業は自社で特許をできるだけたくさん
獲得しようということになり、社内での発明を推奨。
特に現在IT関係の企業などの特許出願数は物凄いものがあるそうです。


では、本題です。


一方、抱える課題もいろいろあるようです。

そんな中国で今、問題視されていることの一つが若者のニート化だとか。
日本だけじゃないんですねぇ。
どうやら一人っ子政策がその背景にはありそうです…。

さらに中国だけでなく、お隣、韓国でも深刻化してるんだそうです。


中国ニュースの専門通信社であるRecord Chinaは、
中国ニートの事情を以下のように伝えています。

「2007年12月、中国青少年研究センター、
中国人民大学人口発展研究センターは
共同で報告書「中国青年人口発展状況研究報告」を発表した。
同報告書によれば、2005年時点で16歳から35歳の
3.62%、1216万人がいわゆるニート(NEET)になっているという。
新華社が伝えた。」
(Record China)

ただ、ここでいう1216万人には、
離職後に一時的に無職になっている者や、
留学などの準備をしている者も含まれます。
日本のニートの定義とは多少違うようですね。

このようなニート急増の背景には何があるのでしょうか?
1つ興味深い事実として、中国の1人っ子政策が始まったのが
1979年だというものがあります。
1979年に始まったということは、現在28歳以下の世代は、
1人っ子政策の中で育ってきているのです。

中国には「小皇帝」などという言葉があります。
これは1人っ子政策によって生まれた1人っ子は、
2人の親と4人の祖父母によって大事に大事に育てられるので、
まるで皇帝のような存在になるという意味です。
それは良く言えば大事にされているということですが、
悪く言えば甘やかされているのです。

子供に愛情を注ぐことは大事ですが、
過保護になってしまうとその弊害が後で出てきます。
結局「小皇帝」として育てられた子供たちは、
社会で生きていくために必要な忍耐力や精神力が
身につかないとも言われています。

また1人っ子であるために、ニートの状態で就職しなくても、
親が食べさせていけることができてしまうのも問題であると言えます。
結局のところニートにとっては、
「働かなくても食べるのに困らない」という
甘えがあるからこそ働く意欲がわかないケースも多いのかも?


次に韓国の話ですが…

「経済協力開発機構(OECD)はこのほど、
「韓国の青年雇用」と題した報告書をまとめ、
韓国の青年(15-29歳)の6人に1人が仕事も勉強もしておらず、
職業訓練も受けていない「ニート」で、
割合はOECD加盟国の平均を大きく上回っていると指摘した。

報告書によると、韓国における青年(15-24歳)の失業率は
通貨危機以前の1996年の6.3%から2006年には10.0%に高まった。
OECD加盟国平均(14.7%)を下回ってはいるが、
韓国でも青年の失業が本格的な社会問題に浮上したことを示している。」
(朝鮮日報)

このような数字になっていますが、
韓国の場合はまた少し別の問題が存在すると見られています。
1つには、韓国青年は兵役があるので、
その分勉学や職業訓練が遅れてしまうことがあります。

また肉体労働、日本でいうところの「3K職場」を
敬遠する若者が多くなっているのも、
就職をしない人が増えている原因がであると考えられています。
仕事を選ばないなら就職できるのに、
悪い仕事には就きたくないのでニートになってしまうということです


これら2国と日本のニートの事情を考えると、共通する点が見えてきます。

・発達した豊かな社会に生まれ育って、
 かつ両親からもある程度以上過保護に育てられている。

・高学歴などのためにプライドが高く、仕事を選り好みする。

このように、各国のニート像は「恵まれた環境で育ってきてはいるけど、
ひ弱で仕事をしようという強い意志に欠ける」というものがあります。

ニートの増加は日本でも社会問題になっています。
それを食い止めるためには、高学歴をつけさせるよりも、
本当に社会で働ける能力を若者につけさせることが
求められているのではないでしょうかね?

今日は以上です。





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Last updated  2008.08.14 14:15:02
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