2006年01月09日
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金立山(502m 佐賀県佐賀市)
 「不老長寿の薬草を求めて徐福がこの山に来た」
 日の隈山に登ってみる。白村江の戦いに敗れて、国土防衛のため危急の情報を速やかに伝える通報施設として、烽の山が何カ所か設けられた。この山はその一つである。秩父宮殿下登山記念碑(昭和7年)がある以外、信仰を示すものはない。
 主要地方道31を金立から、長崎自動車道の下を弘学館に向かい、登山林道に入る。正現神社を過ぎれば後は一本道で、山頂駐車場に着く。(14:30)
 わずかに登り、木の鳥居をくぐると山頂で、金立神社奥の宮の石祠がある。木に囲まれ展望はなく、さらに雨とガスに閉ざされている。
 駐車場に下から登山道が上がっており、それを少し下ると金立神社上宮があるが回らず。佐賀市金立町には金立神社本宮がある。
 金立神社は祭神は保食神、罔象女命、徐福を祀る。前の二神は五穀豊穣、水神で崇敬された。徐福は秦の始皇帝の命で、不老長寿の薬草を求めて我が国に来たという伝説があちらこちらに残っている。
 徐福はこの山ではどうやら薬草のクロフキを求めることができたようだ。下宮境内に薬草を授けた甲羅弁才天を祀つる堂がある。弁才天が不老長寿の薬草を授けたということは、弁才天は不老長寿の神でもある。

 50年ごとに神事が行われ、徐福が上陸したとされる諸富町に「お下り」されるという。茨城県の西金砂山では、浜に漂着された祭神を、72年毎に「浜出し」する神事があり、ちょうど今年がその年に当たっていた。50年にしろ72年にしろ、人間には一生に一度ということであるから、お祭りを伝承するのは大変だろう。これも日本の産土神は人間くさく、神様も御慰みしてさし上げようという篤い気持ちからであろう。
 車道を下ると幸音寺の石碑があり、不動明王、龍神観世音菩薩と書かれている。登山口の正現稲荷神社は京都伏見稲荷神社を勧請したものだが、かって行基が開いた岩蔵寺があり、その守護神であったという。かなり山道を上がるようなので、これも割愛してしまう。雨が降るとどうしてもこのように怠けてしまうことになる。(15:15)





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最終更新日  2006年01月09日 16時12分46秒
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