2006年04月01日
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73年7月4日、毛沢東は王洪文、張春橋らと会談する際、「郭先生は『十批判書』の中で人本主義者と自称している。人本主義とは人民本位主義のことだ。孔子もまた人本主義者だ。郭先生と同じだ。郭先生は孔子を尊ぶだけでなく、法家に反対する。尊孔反法なら国民党も同じではないか。奴隷制は春秋戦国の間を境とする郭先生の歴史区分方にはわたしは賛成するが、始皇帝を罵倒してはならん」と郭沫若を名指して非難した

この場合は始皇帝とは 毛沢東を指すので なんだこの野郎ということになります。

http://page.freett.com/dittopopo/num15.htm
始皇帝の評価と孔子批判 

私はかねがね不思議に思っていたことは、当時の中国政府が始皇帝を評価していたことである。1973年以来、中国は孔子批判という怪物が横行し、当時一キャンペーンを張られていた。孔子が創始した儒教は、古代奴隷を支配し搾取するための反動思想というものであるが、他方、始皇帝に関しては、奴隷制を封建地主制に変革し、焚書坑儒を断行したため、英雄的な行動であるという。
 そして、劉少奇、林彪などは、これらの思想に毒されていたという。 確かに、マルクス主義史観では、奴隷制度よりも封建制は一定の進歩と言えるものであるが、始皇帝は、一貫して農民に対して弾圧していたりしたのも事実なのだが、それでも始皇帝を評価するのであろうか。正直、実は、始皇帝の評価と孔子批判というのは、僕にとってはいまだに分からないことで、これでは古くなればなるほど、評価されず、新しい人が登場すれば評価されるのかということになる。  いや 話はもっと単純で、孔子を批判するのは、単に、周恩来を打倒しようとした四人組の策謀で、それほど深い意味はないという意見もある。つまり、孔子が理想とした人物は、周の時代の周公で、周公と周恩来は、名前が似ているので皮肉ったというものだ。そして儒教を打倒した始皇帝を評価したのは、そういう意味合いがあるとのことだ。 実は、毛沢東の著書や訓話に儒教的な意味合いが含まれていることは周知の事実であり、さらに、孔子批判が飛び出す前までは毛沢東自身が孔子を高く評価していた。そして毛沢東自身が少年時代 四書五経を学習していたことを考えると、やはり単に周恩来を攻撃するための孔子批判と考えるのが相当であった。 そして、周恩来は国民的に大変人気が高かったため、四人組が策謀を凝らしたということなのだ。

マルクス主義うんぬんということでの始皇帝という意味ではなく 最近出た
マオなんて本を読むと 毛沢東自身が自分のことを始皇帝と思っていたようですが また周恩来も そこではいわゆる風見鶏のような人物に描かれています。


本当は 日本でもそうであるべきなんですが 特に 中国は ある歴史的事件が問題になる場合は それは 過去そのものではなく 現在のことが問題になります。今回もめた義和団にあたるものが 近年の反日暴動になります。中国政府はこのことをよくわかってますから、それが今回 義和団の評価でいろいろあった理由です。それが 中国人の歴史観というものです。

先日 テレビで 中国の田舎では ホテルなどのリゾート開発で 土地の収用が行われる場合には 問答無用で ただ同然で そこの住民を追い出すので
そこの住民が北京に駆け込んでくるということを取り上げていました。こういうのが 反日暴動の背景にはあるという見方があるようで、一方ではあのときの中心にいたのは ほとんどエリートだよという反論もあるようですが、エリートは社会の木鐸だよという化石のような見方をつけくわえてきましょうか?

北京オリンピックまで あとわずかですが 中国は間違いなく揺れております。





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最終更新日  2006年04月02日 06時04分57秒
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