2008年08月20日
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野田岩次郎はよく三菱財閥解体の逸話を語った。アメリカ当局の指令で三菱財閥は120余りの企業体に分割されることになった。現在東京の中心地である東京駅に近い三菱グループの所有地も、すべて売却されるはずだった。野田は三菱財閥に同情的だったので その土地が外部の会社に渡っては気の毒だと思った。そこで野田はグループの兄弟会社 陽和不動産(三菱地所の前身)に接触し 三菱財閥の土地をただ同然で陽和に与えた
ザ ハウス オブ ノムラ アルアレンツハウザー著 佐高信 監訳  新潮社

総司令部が入手した情報は、旧財閥系のメンバーが資産をダミー会社に移転させたことをはっきりと示しているが 実態の詳細は誰も知らないし マッカーサー元帥ですらわからない 複雑な株式操作を通じて 財閥の重役陣は莫大な利益をあげたに相違ない その配分は明らかに財閥華族へももたらされた 
日本占領回想記 ビッソン著 三省堂

総指揮 三浦義一 実務担当 笹山忠夫 占領軍交渉担当 白洲次郎  理論武装担当 矢次一夫(国策研究会) 特務担当 関山義人(国策社) 大蔵省担当 追水久常
こんなところでしょうか 財閥が 戦前の日本の上流階級の核ですから そこに恩を売ったということは 戦後を渡る上で 相当なメリットになったことでしょう。






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最終更新日  2008年08月20日 22時57分43秒
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