2008年08月30日
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次郎は第一次吉田内閣の成立にともない 終戦連絡事務局から 経済安定本部の次長のポストに就き 吉田の経済政策の推進役になっていた。鶴川まで取材にくる新聞記者もいる。第二次吉田内閣で初代の貿易庁長官になると 訪ねてくる記者の数が増えた
次郎はめったに記者と口をきかなかったが 取材に応じる記者が何人かいた。読売新聞記者の三品もその一人だった。
ある朝 正子は次郎と夫婦喧嘩をした。喧嘩の元は金である。正子が次郎に お金がないから頂戴よというと、
先週 5千円やったじゃないか
といわれ ふざけるなと思っているところに三品が来た。正子はちょっと聞いてよとばかり 三品に
家が5000円で何日持つと思う 自分は銀座でお金を使っていい顔をしているくせに あたしにはくれないのよ
と洗いざらいぶちまけた。次郎が銀座で何をしているかは 正子も耳にしていた。夜遅く帰ってきた次郎を 出刃包丁を手に脅かしたこともある
正子が三品に訴えているのを見た次郎は あわてて三品の腕をつかんで その場を離れた。
こんな風だったから 台所は相変わらず火の車で タケノコ生活はいつものこと。


ジローさんが 女がらみで 正子さんに 日本刀で追いかけられたという噺を ネットでみましたが あながちガセネタでもないというところですね。ただ タケノコ生活はないだろうという気がしますね。これでは ジローさんが家にお金を入れない ダメ亭主のように見えますが 正しくは 自分も外で遊んでいる正子さんが 遊び金が欲しいとゴネているだけなんですから。また当時の5000円という値段を考慮に入れて 白洲家の家計のおかしさが この著者にはわからないんですね。これ以下で 当時は必死に暮らしていた人がいっぱいいたんですから。
それにしても 新聞記者って ほんとうにバカばっかですね。







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最終更新日  2008年08月31日 00時45分05秒
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