2008年10月04日
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新聞記事文庫 市場(5-034)
大阪朝日新聞 1927.5.15(昭和2)
三品市場の大飛躍
追証百万円に上る
三週間臨休続行中だった三品綿糸市場はいよいよ十四日から立会ったが、この間米棉飛躍、為替安、紡績一割五分の操短を向う六ヶ月間実行という鳴物入りで軟派一方の□頭だった白洲筋も戦に利あらずと見てか無慮二千枚内外の煎れ退きをはじめ一般的煎れに新規買いに対する利喰と紡績および問屋筋の保険売りの大混戦のうちに各限月を通じて十一、二円から十五六円方の大飛躍を演じ、これがために売方が取引所へ納入すべき追証額は九十一万八千八百円の巨額に上り、かかる巨額の追証を徴収しなければならぬとになったのは如何にこの間の並大抵でないことが窺われる、殊に僅僅一と場でこの追証であるから客筋からの徴収上に就ては頭痛の種となっておる、ところが清算市場の大活躍に拘らず実物市場は滞貨関係と且つは這般問屋筋は会社物を一ぱい買った揚句であるし、地方筋これまた一ぱい手当買いを試み、殊に金融の不円滑と直面しておる上に原糸高の製品安のため操業上苦痛を一層濃厚にしておる事情あり、従って実物市場の不気乗り閑散は何を意味するか興趣ある問題である、しかして清算市場の有力軟派は上記の如く煎れ出し仕手的目標の薄らいで来たことは一考すべき点で目先の相場は米棉相場がなお後援すれば知らず然らずば煽りすぎた小反動があるかも知れぬと見ておる向もある
データ作成:2008.4 神戸大学附属図書館

ここに出てくる 白洲筋がたぶん 白洲商店のことで 相場で売り方に回ったところ 予想が見事はずれて 追い証を食らったということで 必ずしも うーんというところはありますが これで白洲商店は破綻したのではないかと思います。時期としては合うようですが
資金を回してくれなくなったという理由はあるかとおもいますが 十五銀行の破綻が理由でなく 最終的な 破綻の理由がこれではないかと思います
昔の相場師としては よくあったことです。





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最終更新日  2008年10月04日 20時06分23秒
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