2009年08月23日
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キャリアインタビュー:原田雅弘氏
2007年2008年2009年
2007年1月11日
キャリアインタビュー:原田雅弘氏(1)
まず、原田社長のこれまでのキャリアについてお聞かせください。
私は、1970年に同志社大学法学部を卒業、大沢商会(主に海外ブランド品を取り扱う商社)に入社しました。大沢商会では、ゴルフやテニスなどのスポーツ用品の営業やマーケティングを担当。同社には10年ほどお世話になりましたが、縁あって英国商社、ジャーディンマセソンに移りました。

ジャーディンマセソンでは、当初はスポーツ用品、次いでクリスチャンディオール、ダンヒルの化粧品事業を担当しました。同社を退社した87年以降は、アディダス、エスティローダー、フェラガモジャポンの日本法人の運営に参画しました。

そして、98年には、コサリーベルマン(オランダに本社のある商社)の社長に就任。さらに、当時コサリーベルマンの主力取扱ブランドだった「PUMA」の日本法人の設立を主導し、2003年の設立以来、プーマジャパン株式会社の代表取締役社長を務めています。

日本におけるPUMAブランドの事業展開や、コサリーベルマンの経営状況を考慮し、PUMAの日本法人設立を同社役員会で提案したのは2001年末のことでした。

私のこの提案は承認され、早速実行に移したのですが、PUMAとコサリーベルマンとの販売代理店契約が、2003年で切れるという時間的制約がありましたし、また、外部にこの動きが漏れてしまうと、PUMAの国内販売にネガティブな影響を与えてしまうリスクがありましたから、迅速、かつ隠密裏に進める必要がありました。

実際、限られた時間の中で、多数の取引先との交渉や、PUMA本社とのすり合わせなどで世界を飛び回りました。例えば、あるアメリカの大手時計ブランドのCEOとのミーティングは、先方が多忙なためなかなか調整がつかず、私がスイスまで出向いてようやく会うことができたほどです。

おかげさまで、奇跡的に02年末にはすべて決着がつきました。PUMAの販売代理店契約の解消直前でした。もし交渉がうまくいかなかった場合、PUMAも、コサリーベルマンも深刻な収益減に見舞われていたかもしれませんし、またPUMA事業に関わっていた従業員が路頭に迷う可能性もありました。
しかし、私の当初の思惑通り、PUMA、コサリーベルマン、そして従業員の3者すべてにとってハッピーな形となりました。「Win-Win」ならぬ、「Win-Win-Win」の展開になったのです。ですから、大変な仕事ではありましたが、つらさを感じることはなかったですね。
今、「奇跡的に・・・」とおっしゃいましたが、単に運が良かっただけではなく、原田社長のご尽力によるものだと思います。
ところで、原田社長の最初のキャリアの転機は、大沢商会を退職し、ジャーディンマセソンに入社された32歳の頃ですね。当時はどんな状況だったのでしょうか。
転職は、ヘッドハンターからの誘いがあったというのが第一の理由です。
大沢商会ではすばらしい人たちに恵まれましたし、スポーツ用品の営業・マーケティングをずっと担当できたので、とてもいい経験をさせてもらったと思っています。

ただ30歳になった頃から会社の経営状態がおかしくなりつつありました。前向きな仕事よりも、数字のつじつまを合わせるような後ろ向きの仕事に汲々とする日々が続くようになりました。当時すでに中間管理職でしたが、このまま現在の仕事を続けて、キャリア的に意味があるのかと疑問を持ち始めていたのは確かです。
なるほど。当時の会社の状況が、ご自身のキャリアを見直す機会となっていた。そこにタイミングよく声がかかったのですね。原田社長にとっては初めての転職だったわけですが、不安は感じませんでしたか?


余談になりますが、ジャーディンマセソンに入社したのは80年1月だったのですが、直前の12月は、大沢商会が年末の最も忙しい時期でまったく引継ぎをする時間がありませんでした。そこで、ジャーディンに入社後に時間をもらい、大沢商会での引き継ぎをやらせてもらいました。(笑)

補足
ジローさんが大沢商会の会長に就任したのも 前回のエントリーの件にも関係した大沢にとっての外貨獲得の関係と もうひとつブランドメーカとのジローさんの個人的なつながりが望まれたという仮説をかんがえたのですが それらしき証言を発見しました
これも掘り下げていけば 面白いテーマになるとおもうのですが
>30歳になった頃から会社の経営状態がおかしくなりつつありました。前向きな仕事よりも、数字のつじつまを合わせるような後ろ向きの仕事に汲々とする日々が続くようになりました。

銀座の勘定 廻されて 迷惑顔の大沢の経理 晩年はこんなのなら 風の男も寂しいものです









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最終更新日  2009年08月23日 22時02分55秒
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