2009年10月31日
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等々力さんは 臆病 小心ですが
と ボクは解釈するがね だれでもそうだが若い時の等々力には気負いがあった 何回かの刑務所生活のためか 人を上眼つかいで見る癖があった しかし一人一殺の気迫が全身にみなぎっていたようだ それが彼の魅力でもあったのだろうが 今にして想うと 弱い犬は吠えるで あれは虚勢だったように思うね それに用心深いところは 彼の日常生活がベールに包まれていることによく現れている 彼の前身は 自伝などでも知られているが 貧乏人が理屈を覚えれば左翼に走るといわれる逆で 福島県の純情で小心などん百姓が生きていくために右翼になったというしがらみの不思議ささ
地紋は手酌で酒を口に運んだ
だが 世間が斜目で見ているほど悪い男ではない 金銭なしでは動かないが 頼まれ引き受けたことは身を挺して必ずやり遂げるという責任感の強い男だ この辺は 誉褒相半ばする 君の目で確かめることだ
そうですね
まあ ワシも臆病で世間体を気にする だが奴は全く気にしていないようだ その点は腹が座っている 右翼の世界では ワシが陽なら 奴が陰だ
転覆 海運 大型乗っ取り事件 本所次郎
講談社文庫

ジャパンラインへ 三光汽船が乗っ取りを仕掛けたときに ジャパンラインの社長が その対策のために まず児玉を使おうと思い

ただし この小説では この社長が 若狭得治になっています





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最終更新日  2009年10月31日 21時26分54秒
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