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ジュナー

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2006.01.06
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カテゴリ: 日記/批評
最近こちらの日記を書き込んでいません。


最近mixiなるものが流行ってます。
私は大学でパソコンの管理作業のバイトをやっているのですが、仕事柄学生のパソコン使用状況が分かります。
個人情報保護法の関係で大分分かる情報は減りましたが、それでもどのサイトにつないでるか位は分かるんですね。

※このシステムの目的はパソコンの一元的な管理です。私ももちろん必要な作業の場合以外はこのシステムを使っていません。ここで書き込む情報はあくまで私が仕事をしていた上での主観であり、客観的なデータを撮っているわけではありません。またシステム上個人情報は守られており、現在のシステムでは端末番号と使用アプリケーション、URLのみです。

で、mixiの使用状況がすごいすごい。
見回りなどしているとユーザーの半数以上が使用しております。
しかも男女に関わらず。

このmixiとはなんぞやと少し考えてみました。


mixiとはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれるもので、要はネット上に存在する「場」である。
一般的に招待された人のみしか参加することが出来ず、招待できるのはそのサービスを利用してる人に限られる。
また基本的には無料であり、拡張サービスを受けるには別途料金がかかる。

その普及の仕方はねずみ講に近いものがある。
例えば誰かを誘えばその人は自分のマイミク(マイミクシー、要はリストにその人の名前が入る)出来、その数が多ければ多いほど友人が多いということを意味する(ただ単にマイミクを増やしている人もいるが、一般的には友達の数である)。
そのため競って誘う人も少なからず存在し、結局はその閉鎖性が無効になると言える。
つまり料金が発生しないという面だけが大きな違いなのだ。

また心理学的な側面から見れば、このねずみ講的な仕組みは非常に有効だ。
つまり「利用されてる」という考えではなく「利用している」という主人公的な気分を味わえる事が出来るシステムであり、さらに「報酬」まで用意されている。
そしてこのシステムを利用すれば利用するほど有料サービスがとても有効な手段のように思え、それを利用してしまう。

こんなおいしい話はないだろう。


さて、ではこのmixiにどのような限界点があるのだろうか。
それはコンテンツの不足である。
サービスの都合上、自前で提供できるコンテンツと言うのは非常に限られる。
と言うのは、コンテンツがいくら魅力的でもそれを目当てに登録する事はできない。

つまり大きな投資をしても、その収益は期待値を下回るのみである。

また違った側面から見れば、その閉鎖性から現れる特殊な環境である。
皆名前を表示し(多くのユーザーが実名で登録する一方、偽名で登録したり複数の登録をしているユーザーがいる)、出身地や生誕地、そして仕事先や学校の名前を表示したりする。
これではいつmixiを利用した事件が起こってもおかしくないのではないか。
実際目に見えないレベルでは起こっているだろう。
計画的な犯人や一部悪徳な企業彼見ればこんな無防備なものはない。
つまりある程度の規制は必要だが、その規制はmixiの存在意義を否定するものになってしまうという皮肉な論理が存在する。
換言すればmixiはそれ自体が「規制」であり、他の規制を受け入れる事によりそのサービス自体の有効性が否定されかねないのである。


これだけmixiの事を否定したが、もちろん私もつかってる以上何らかのメリットもある。
一つは知り合いのブログを視覚的に管理出来る事だ。
最近RSS等も登場しているが(技術自体は新しくない)、mixiに登録さえすれば他の人のブログの最新記事が手に取るように分かる。
これは非常にメリットのある事だ。

もう一つは「場」としての機能である。
よく言う匿名掲示板とは違い、その人の名前・性別・年齢・地域が分かる。
そしてその各々の特徴を下に人格が生まれ、一種の親近感を覚える。
それがコミュニティという輪を作り、離れた地域にいながらも生きた情報を伝達する事が出来るのである。
例えば私が北海道の人と沖縄の人と一緒に好きな俳優をちゃんと一人一人の人格を持って語れるのだ。


とかく色々述べたが、ネット社会も転換期を迎えている。
黎明期から約10年、この間に社会の環境は大きく変わった。
恐らくもうインターネットは存在意義を失う事は無いだろうが、同様にその存在の特殊性も限られてきている。
つまりネット=万能と思われた幻想者は、そろそろ現実的な視点から現状を分析する必要があるようだ。

この中でmixiはどのような発展を遂げるのか。
またどのようにして衰退していくのか。
注意深く見ていきたいと思う。





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Last updated  2006.01.07 08:29:48
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