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みなさん、こんばんは🌛すっかりお久しぶりの更新となってしまいましたが最近見た映画をご紹介します。「アントラーズ」2021年公開(日本では劇場未公開)ディズニープラスで視聴しました! カナダの先住民の伝承である「ウェンディゴ」を題材にしたホラー映画です。監督はスコット・クーパー製作にギレルモ・デル・トロが参加しており、アメリカ、カナダ、メキシコの合同製作作品です。・あらすじ小学生のルーカスとエイデン、二人の父親であるフランクは町外れの廃工場で違法な薬物を製造していたフランクは幼いエイデンを車に残し、廃工場での仕事に勤しむが、工場の奥に違和感を感じ仲間と共に様子を見に行く暗闇の中で何者かに仲間が襲われ死亡、フランクは銃を使い命からがら逃げ出すが、父親の帰りを待てなかったエイデンが、車から出て工場へ足を踏み入れていたのだった・・・ルーカスは学校でやんちゃな男子たちからいじめられていた担任教師のジュリアは、ルーカスを気にかけており彼が親の送り迎えもなく一人で通学しており、弟が学校に来ていないことを知る心配になったジュリアは彼の自宅を訪れるが、家族に会うことはできず、家の奥から奇妙な物音がするのを聞く家の近くでルーカスが描いたと思われる絵を見つけるが、それは虐待を受けている子供が描く典型的なものだったジュリアは保安官である弟のポールから、ルーカスの父親が何度も逮捕されている薬物乱用者であることを告げられ、ルーカスが虐待を受けていることを確信する。しかし、ポールは危険だから彼の家には近づくなと言い口論になってしまうジュリアは、実の父から虐待されていた過去があり、ルーカスに自分の幼少期のことを重ねてしまいつい過干渉ぎみになっている面もあったそんな中、近くの森で無惨な姿となった人間の遺体が発見される当初はクマか何かに襲われたのでは?と思われていたが、廃工場からも似た状態の遺体が発見される・・・冒頭から謎の怪物の襲撃による残忍な死を見せられますが、その後しばらくは、子供のいじめや虐待、ヤングケアラーなど社会的な問題を描き人間ドラマが繰り広げられます。「パパは"病気"だから絶対に部屋を開けるな」と自室に外からかける鍵を取り付けて立て篭もるフランクに、パパに会いたいと泣くルーカスとエイデンそして、そのうちに弟のエイデンまでもが"病気"になってしまい、一人で父と弟の食事を用意するルーカス今まで頼りないと思っていた父親が、自分を守るために頑張っていることを知り、変わり果てた父の姿にも恐れずに、「新しいパパは僕を助けてくれる」と父と弟と共にいることを望む愛情に飢えた子供の姿に胸が痛みますね・・・監督作品ではないとはいえ、デルトロの映画らしさを感じました今作の題材となっている「ウェンディゴ」私はアンティル・ドーンというゲームで知ったのですが本作「アントラーズ」の中は、冒頭の惨劇の舞台である廃工場に先住民の魔除けがあったことと、ルーカスの描いた絵によってその存在が導き出されます。※以下はネタバレを含む感想です先住民の男性に話を聞きに行くシーンがあり、ウェンディゴは、飢えた旅人が人の肉を食べたことにより生まれたウェンディゴは常に飢えているが、食べると余計に腹が減り、その飢えが満たされることはないウェンディゴを倒すことは出来ないが、唯一望みがあるとすれば食事の直後で弱っているときで心臓を体から完全に抉り出すことで倒すことができるしかし、ウェンディゴは死んだ直後に他の命あるものに乗り移る・・・ので完全に駆逐することができないという話が、エンディングに繋がりますね映画冒頭でも、おそらくフランクは仲間を襲ったウェンディゴを倒していてその時にウェンディゴがフランクに乗り移ったのかな?と思ったのですがそれだとエイデンまでもがフランクと同じ症状を患っていたことが謎になってしまいますね最初は、噛まれたら感染する系のストーリーかと思って見ていたのですがそれだとウェンディゴの伝承とは食い違ってしまうウェンディゴは一匹ではないか、同時に複数の人間に取り憑くことができるというのが1番筋が通る解釈でしょうか?ストーリーの主題としては家族がテーマなのかなと感じたので、ウェンディゴについてはあまり要点ではないかもしれません。最近ハロウィンシーズンだったこともあり、たくさんホラー映画を観たのですが、海外のホラーは、社会問題をテーマにしたものが多いですね本作も、前述したように虐待やヤングケアラーという問題がストーリーの根幹にありウェンディゴという怪異を通して、親子の心や、家族の形が描かれており、見どころがありました。人を食べる怪物の話ですので、グロテスクなシーンもありますが、ホラー好きの方にはぜひ観ていただきたいです。
2023.11.01