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Mamoru Northfield

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「プラダを着た悪魔」はファッション好きが見るべき映画か？

テーマ：最近観た映画。(39376)

カテゴリ：映画・読書

みなさん、こんにちは！

私は、旦那の田舎の家の大掃除に行きました！
車で田舎に向かう間に、映画を見たので、ご紹介します✨

「プラダを着た悪魔」

※画像は楽天ブックスより

言わずと知れた名作ですね！
おしゃれが好きな人は、一度は見たことあるのでは？？私も、以前見たことがあったのですが、久しぶりにしっかり視聴しました。

主人公は名門大学を卒業し、報道記者を目指すアンディ。

しかし、アンディはファッションには全然興味がなく、ランウェイも読んだことがない！

面接で、鬼の編集長ミランダと出会い
ファッションのことは分からないが、頭の良さをアピールして見事採用されたが
そこからミランダに振り回される波乱の毎日が始まる・・・

というようなストーリーです。
この映画の魅力は、やはりファッション
最初は服装に無頓着で編集部の女性たちを『コツコツ(ピンヒールの足音)』と呼び小馬鹿にしていたアンディも、
「この職場で認められるためには・・・」と編集部のファッションディレクターであるナイジェルの力を借りて、毎日おしゃれな通勤服に袖を通すようになります。
そこでナイジェルに手渡されたジミー・チュウのピンヒールが、後にアンディを「悪魔に変えた」アイテムとしてセリフに登場します。

上司のめちゃくちゃな要求に全力で挑み無理難題を解決して、信頼を勝ち取っていくストーリーも魅力的。
映画好きとして、働く人間として、元気をもらえるし楽しめる映画です。

冒頭では、ファッションに興味がないアンディが、編集部の人たちが誌面に掲載するコーディネートを決めるために、2本のベルトのどちらを使うか相談しているのを見て
「私にはそのベルトの違いがわからない」と笑うシーンがあったり
前述したように、ピンヒールを履いて毎日気合いの入ったコーディネートで通勤する女性たちを『コツコツ』と馬鹿にしたり

前半ではアンディは、ファッションに全力な人たちを馬鹿にしているスタンスで来るんですよね

後半、ナイジェルの力を借りてアンディもオシャレに目覚めますが、

アンディがプライベートより仕事を優先するようになったのが嫌だから、
服装なんてどうでもいいから、昔の君に戻ってほしいという意味だとは思いますが、
やはり、ここでもオシャレは受け入れられていないんです。

最終的にアンディは、仕事で成功することだけが全てではない、この仕事は本当に自分がやりたい仕事ではないと、目を覚ましてランウェイの編集部をさり
ファッションへの興味も失います。

結局、主人公とそのプライベートでは、「着飾ること」は無駄なことという価値観があるんですよね。
単純に映画として面白いと思うんですが、
この映画を「オシャレ女子のバイブル」みたいに言うのは違うな〜と思うんです。

アンディが、「ランウェイ編集長のアシスタントを1年勤めれば、どこの出版社でも通用する。だから、ファッションに興味はないけど、最低でも一年はここで頑張る」と
安月給で時間外労働ばかりでも、やりきろうと決めたように

『コツコツ』の皆さんも、この編集部での仕事にプライドを持って頑張ってると思うんですよ
それを、仕事の面接前に雑誌のリサーチもせずにやってきたような新入りに馬鹿にされる筋合いはないだろ〜って
ファッション好きの私は思っちゃう・・・
(本当に頭よかったら面接前にランウェイのバックナンバー3冊ぐらいは読んで勉強して行くでしょ・・・)

最後、アンディはミランダの自分の成功のためなら如何なる犠牲も顧みない姿勢に
「私は違う」という強い意志を持って離職しますが
私自身、今転職を考えていて、今年昇進してしまったので、役職についてから一年も経たずに離職するのは、転職活動でも突かれそうだし、まあ一年はこのポストで頑張るか〜と
不本意な状態で働いているのですが
会社の体制に不信感は募るばかりで、無理に一年頑張らないで、転職したほうがいいかもねって、
この映画に背中を押されています。

今の自分が置かれている状況に疑問がある人は、この映画を見ながら頭を整理するのも良いかと思います！