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2010.11.28
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カテゴリ: 特撮映画
吸血鬼ゴケミドロ.jpg


1968年に公開された松竹製作の特撮映画
「吸血鬼ゴケミドロ」は脚本に高久進
監督に佐藤肇という東映アクションイズムが
投入された作品であります。

このゴケミドロとは宇宙から空飛ぶ円盤で飛来した
人類よりも高い知能を持った寄生生物の名である。

物語は羽田を飛び立ったジェット機が
奇怪な現象に遭遇し見知らぬ山中に不時着した。

副操縦士の杉坂(吉田輝雄)客室乗務員の

精神科医の百武(加藤和夫)徳安(金子信雄)
生物学者佐賀(高橋昌也)自殺志願の青年である
松宮(山本紀彦)が生き残った。

もう一人、外国大使を暗殺して逃亡中で
昏睡状態だった寺岡(高英男)が突然起き出し
間もなく青白い光体に吸い込まれ顔面を細菌状の
物体に犯されてしまった。

そして吸皿鬼に変貌したのである。

これは血液を常食としている宇宙生物ゴケミドロが
食糧源を求めて地球に現われたのだ。

やがて一行の許に戻ってきたゴケミドロ・寺岡によって

死体となって発見されたのを機に次々と犠牲者が出た。

事態を知った一行の間に恐怖感が芽生え
発狂した松宮は自ら時限爆弾を仕掛けて吹っ飛んだ。

そして真野は秘書のニールと共にその岩山から逃亡したが
ゴケミドロは二人を襲いニールが死んで真野が戻ってきた。


隙を見て杉坂は吸血鬼にガソリンを浴びせ火を付けたのだ。

しかし火炎に包まれた吸血鬼の体内からゴケミドロが
這い出したのを誰も知らなかった。

ホッとした一行だったが今度は佐賀が吸血鬼になって
真野を殺したのである

吸血鬼の魔手から逃れようとエゴを剥き出しにした争いで
生存者は吸血鬼に襲われて次々と死んでいく・・・

この映画でゴケミドロ・寺岡を演じた高英男の実家は
何と王子製紙の創立者であり上流家系の人物である。

戦時中は大学出なので幹部候補生という事で少尉になり
その後は俳優、歌手としてデビューし「雪の降る町を」を発表、
日本劇場、国立劇場、帝国劇場で行い大盛況を収めました。

生涯を通じ数々の病魔に襲われ晩年は歩行困難となるなど
健康状態は決して良好では無かったが
その影を全く感じさせない華やかなステージを繰り広げ
晩年も自身の老いを逆手に取るようなトークで聴衆を沸かせ続け
紫綬褒章も受章する程の大物となりました。

2009年、肺炎のため90歳で死去するまで生涯現役を貫いた
人間国宝級の人物でありました。

吸血鬼ゴケミドロ公開当時は親友の美輪明宏に
「な~にオバケ演っちゃって~」と言われ
本人は現実離れしたこの役を喜んで演じたそうです。


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Last updated  2010.11.28 20:33:36
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