最終兵器彼女 | メタボの気まぐれ

「この星で一番最後のラブストーリー」

ビッグコミックスピリッツにて連載されていた
高橋しんの漫画「最終兵器彼女」を
2002年に中部日本放送・ファミリー劇場にて
テレビアニメ化されました。

北海道小樽市に住む高校3年生シュウジは
成績優秀で北海道大学を目指していた。

そんなシュウジに好意を持っていたのが
顔は可愛いがドジでのろまで気が弱い
同級生のちせであり、彼女はシュウジに告白、

二人の交際を見守るのがシュウジの友人である
アツシとタケ、ちせの友人ゆかり
シュウジとちせの幼なじみのアケミ

アケミは密かにシュウジが好きであり
アツシはアケミの事が好きであった。

そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。

シュウジとアツシは共に攻撃から逃げるも
アツシは怪我を負いタケは死亡した。

そしてシュウジが札幌空襲で見た物、
それは腕を巨大な武器に変え、
背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して

ちせは兵器が馴染む体質を持っていたため
自衛隊によって最終兵器へと改造されたのだ。

国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれ
ちせは兵器として圧倒的な力で敵を殲滅するが
時には自分の力を制御しきれずに暴走し

敵どころか味方の兵士に恐れられている。

そしてアツシは以前から想いを寄せていた
アケミを守るために自衛隊に入隊。
ゆかりも恋人だったタケの仇を討つため
自警団に参加し銃を持って戦場へ赴いていた。

そんな中、アケミは大地震に巻き込まれて大怪我をし
シュウジの目の前で死んでしまう。

歪んでいく日常。

シュウジは再度姿を見せたちせを連れて町を出た・・・

このアニメは中部日本放送による自社制作アニメで
これは名古屋テレビ制作の「六法やぶれクン」以来
33年ぶりの地方局による自社製作アニメである。

またラストシーンは原作版とアニメ版と映画版では
全く違う内容となっている。