ピノキオ | メタボの気まぐれ

クリスマスの夜にメルヘンを・・・

イタリアの作家・カルロ・コッローディの児童文学作品
「ピノッキオの冒険」をミッキーマウスで有名な
ウォルト・ディズニーの制作で綴るアニメ「ピノキオ」は
戦前である米国で1940年2月7日に公開され
日本では戦後でサンフランシスコ平和条約後の
1952年5月17日に公開されました。

旅に疲れたコオロギのジミニイは
村はずれの夜道で一軒の家を見つけて近寄った。
そこは玩具道楽のジペト爺さんの細工場で

ピノキオを作り上げ、天使に魂を入れてくれと
願っている所だった。

そして天使は降り、ピノキオに人間の魂を入れ
天使はジミニイに彼の良心を監視するよう言いつけた。

学校に通うピノキオを見つけたジョン狐は
甘言で騙して人形芝居一座に売り飛ばした。

最初、得意になっていたピノキオも
篭の中に閉じ込められたのでビックリ！
天使を泣き落して、ようやく逃してもらった。

家に帰る途中でピノキオは
またもジョン狐に騙され、ジミニイの止めるのも聞かず

ここで散々悪い事を覚えたピノキオは
段々ロバのような形になってきたので
慌てて逃げ出し家に飛んで帰った。

ジペト爺さんはピノキオを探しに旅に出かけ
怪物鯨に呑まれていたが

ついに鯨を見つけたのだが・・・

この映画の主題歌はジミニー・クリケットが歌った
「星に願いを」であり、この曲は
第13回アカデミー賞で歌曲賞を受賞し
アメリカ映画協会による映画史における偉大な歌100選でも
第7位に入るなど、古典アニメーションの傑作として
今日も愛され続けている。

また本作の亜流として石ノ森章太郎：原作の
「人造人間キカイダー」があり、キカイダーは
ピノキオ同様、良心と悪心の区別がつかないという
人造人間の哀愁を描いており

日本のテレビアニメとして「樫の木モック」
「ピコリーノの冒険」が制作されました。

ちなみに手塚治虫：原作の「ブラックジャック」の
主要キャストの一人であるピノコの命名は
ブラック・ジャックが劇中で「ピノキオが由来」と語っている。