仮面ライダーＶ３（ブローアップ版） | メタボの気まぐれ

前作「仮面ライダー」の直接的な続編として
制作された「仮面ライダーV3」の第2話
「ダブルライダーの遺言状」を
1973年・春の「東映まんがまつり」にて
上映されたのが本作である。

ある日、ゲルショッカー壊滅後に
ショッカー首領が新たに、そし最後の組織として
デストロンを結成。怪人ハサミジャガー、
カメバズーカを使って東京を襲った。

偶然居合わせた風見志郎（宮内洋）が助けたが
デストロンの犯罪を目撃した事から志郎は命を狙われ
怪人ハサミジャガーによって両親と妹を目の前で殺害される。

デストロンの存在を知った仮面ライダー1号
（藤岡弘）と2号（佐々木剛）はカメバズーカに
戦いを挑んだ。

ある日、親兄弟をデストロンに殺された風見志郎が
復讐のために自分も仮面ライダーになる事を志願するが
仮面ライダーはその依頼を断った。

しかしデストロンの罠に陥った1号2号を救おうとして
志郎は瀕死の重傷を負ってしまった。

仮面ライダーに改造する事だった。

1号2号から緊急の改造手術を施され
3人目の仮面ライダーとして復活した。

その名も仮面ライダーＶ３

Ｖ３が誕生するも刻々迫る大東京の危機に

エネルギーを全開にしてカメバズーカに体当り
炎と化して太平洋の彼方に沈んでいった。

仮面ライダーＶ３は破壊された少年隊本部を立て直し
立花藤兵衛（小林昭二）と共に
デストロンへの復讐を固く心に誓うのだった。

この映画の主演：宮内洋はV3の変身や見得名乗りは
元来「ブイスリー!」と発声していたが
語尾を「いー」で力むのは発声上無理があり
体裁も良くないため、

宮内自身の発案で「ブイ・スリャァ!」にアレンジした。
これは音響処理においてエコーの残響が良い為である。