グレートマジンガー対ゲッターロボＧ空中大激突 | メタボの気まぐれ

1975年・夏に“東映まんがまつり”で上映された
「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」は
永井豪原作のグレートマジンガーとゲッターロボGの
クロスオーバー作品である。

物語は巨大な宇宙船が突然日本に現われ、
早乙女研究所に攻撃を加えた。

リョウ、ムサシ、ハヤトの三人は
ただちにイーグル号、ジャガー号、ベアー号の
ゲットマシンを出動させ

しかし宇宙船から飛び出した空魔獣グランゲンに
行き成り空中でゲッター1に抱きついて
地上へ墜落させようと狙われた。

頼みの綱であるグレートマジンガーは修理中で
早乙女所長は三人に解体を命じ
寸前でオープンゲットされ振り解いたが

ゲットマシン各個に襲い掛かる中で
光線に目が眩んだムサシのベアー号と激突して
共倒れとなり爆死、ムサシは殉職した。

これを見た宇宙船は2番手として
地球に送り込んだ怪ロボット

今度は科学要塞研究所に向かわせた。

早乙女博士はリョウとハヤトを
新しい研究所に連れて行き
そこで新ゲッターロボＧを見せた。

これはドラゴン、ライダー、ポセイドンに分解でき

羽田空港に着陸した宇宙船は
満を持して最後に地球へ送り込んだ怪獣型ロボット
光波獣ビグトロンに出撃を命じた。

ビグトロンにはグレートマジンガーが向うも
次々と発射される光の矢に鉄也も負傷してしまった。

だがゲッターロボＧは鉄也を助け出すと
グレートマジンガーと共に反撃を開始した！

この映画は「ゲッターロボ」の
テレビ版と異なるムサシの最期と
ゲッターロボの交替劇が描かれており

またグレートマジンガー側ではテレビ版に先駆けて
グレートブースターが登場している。

ムサシの声を演じた西尾徳は豪傑から小心者まで
様々なタイプの巨漢役を演じる事が多く
「あしたのジョー」のマンモス西
「小さなバイキングビッケ」ファクセ
「ドラゴンボールZ」ミスター・ポポ
「名探偵コナン」馬場刑事

更には特撮で「秘密戦隊ゴレンジャー」における
スーパー戦隊シリーズで記念すべき
第1号怪人・黄金仮面を演じ
「超人バロム1」ハサミルゲ
「仮面ライダーBLACK」サイ怪人・他
「宇宙刑事ギャバン」オオマダコモンスターなど
幅広いジャンルを担当しただけではなく

児童番組「ワンツージャンプ」では
カバレンジャーとして顔出しで出演している。