仮面ライダーＶ３対デストロン怪人 | メタボの気まぐれ

日本列島を変身ブームに包んだ「仮面ライダー」の続編
「仮面ライダーＶ３」の劇場オリジナル映画を
1973年・夏の“東映まんがまつり”で公開したのが
「仮面ライダーＶ３対デストロン怪人」である。

本作は四国ロケを中心として行われ
日本高速フェリーK.Kの「さんふらわあ」や
「ホテル奥道後」とタイアップし
奥道後バス、くるしまドックなどの関連施設、
また高知城など四国の名所を織り込んで撮影が行われた。

ウラニウムの数百倍の偉力を持つ
サタンニュウムを発見した。

これに目をつけたデストロン最高幹部ドクトルＧ
（千波丈太郎）は洋上に浮かぶデストロンの基地に
沖田を連れていった。

少年ライダー隊の通報を受けた風見志郎（宮内洋）と
立花藤兵衛（小林昭二）は島に潜入したが、
ドクトルＧは島に時限爆弾を仕掛け逃げ出してしまった。

志郎は爆発直前に沖田を救い出し脱出に成功。

だが、沖田は四国にいる妹のひろ子（森桃江）に
サタンニュウムの隠し場所を記した

志郎、藤兵衛、シゲル（川口英樹）
純子（小野ひずる）の四人は四国に渡り、
ひろ子から地図を高知城に隠している事を聞き出した。

だが、ドクトルＧにその秘密は知られてしまい
その地図を怪人ドクバリグモによって奪われてしまった。

Ｖ３を待ち受けていた怪人軍団が一斉に攻撃を開始。

ピンチとなったＶ３にオーストラリアから、
仮面ライダー1号（藤岡弘）と2号（佐々木剛）が
駈けつけ、激しいバトルが展開された！

この映画は火薬による大規模な爆発が
ふんだんに採り入れられ、無人島基地での爆発撮影では
あまりの爆発の勢いに海岸の地形が変ってしまい
担当官庁から後で大目玉を喰らったという。

また「くるしまドック」内での爆発撮影では
近所の民家から通報される騒ぎとなっている。