電人ザボーガー（映画） | メタボの気まぐれ

「あきらめるな! 立ち上がれ!」

1974年に制作された特撮テレビ番組が
37年ぶりに帰ってきた！

2011年に公開された「電人ザボーガー」は
第1部・青年期の章、第2部・熟年期の章と
２部構成で描いた特撮映画である。

第1部：たたかえ！電人ザボーガー！

ある日、国会議員が次々に狙われる事件が発生した。
それはかつて国家の命令で秘密兵器開発に携わったが
失敗に終わり秘密保持の為に殺されかけ
人間に対する深く激しい恨みと復讐心を抱いた

そして次の標的は若杉議員(木下ほうか)であるとの
犯行予告を受けた警視庁の新田警部(渡辺裕之)は
万全の警備を敷いていたがΣのメンバーである
ミスボーグ(山崎真実)が現れた。

彼女が率いるロボット・ヨロイデスに襲われ
若杉議員に危険が迫ったその時、
颯爽と登場する影がひとつ

秘密刑事・大門豊(古原靖久)とその相棒、
変形型バイクロボット・電人ザボーガーであった。

ザボーガーは悪ノ宮への協力を拒んだため
屈辱的な拷問を受けた末に殺された

開発したロボットである。

ヨロイデスを倒され、一度は撤退したものの
なおも執拗に若杉議員をつけ狙うΣ団に
大門はザボーガーと共に再び出撃し
その野望を打ち砕くが壮絶な闘いの中、

敵味方を超えた奇妙な絆が生まれる。

しかし、それがすべての悲劇の始まりであった・・・

第2部：耐えろ大門！人生の海に！

時は25年の歳月が過ぎ、ザボーガーを失い
秘密刑事も退職した大門(板尾創路)は
今は総理大臣となった若杉の運転手を務めていたが
ついにその職も失い無一文となってしまう。

そんな彼の前に現れたのはΣ団の新たな幹部
秋月玄(宮下雄也)とΣ団からの脱走者・AKIKO
(佐津川愛美)だった。

糖尿病に悩まされ戦う事も覚束ない大門であったが
そんな彼に追い打ちを掛ける様に姿を見せたのは
傷だらけになりΣ団の手先と化したザボーガーだった。

しかし大門はザボーガーを奪回してレストアし
ストロングザボーガーにパワーアップさせた。

豊は正義の心を取り戻し、Σ団を倒せるのだろうか？

この映画はアリザイラー、ブルガンダー、
ジャンボメカなどオリジナル版に登場した敵ロボットを
リメイクし復活させ、また老年期の豊（きくち英一）も登場し
3輪となったパラリンザボーガーに乗っている。