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2013.03.25
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カテゴリ: 東宝特撮映画
大怪獣バラン(カット版).jpg


1958年公開の東宝が制作した「大怪獣バラン」
原作は怪奇小説家として知られる黒沼健と
後にゴジラシリーズの脚本に多く携わる
関沢新一が最初に手がけた怪獣映画である。

この作品は現在、DVD化以前に
東宝から発売されていたビデオでは
部落に関してや日本のチベットと呼ばれる場所といった
差別的表現にあたる台詞のあるシーンがカットされていた。

物語の概要を説明すれば東北の北上川上流秘境で

アカボシウスバシロチョウが発見され
生物研究所の所員2人が調査に向かったが
原因不明の怪死を遂げる。

杉本博士(千田是也)の助手の魚崎健二(野村浩三)
犠牲になった所員の妹で記者の新庄由利子(園田あゆみ)
カメラマンの堀口(松尾文人)の3人は
真相を解明すべく現地へ向かい
外部から隔絶された排他的で独自の神を崇めている
岩屋村の人々と出会う。

突如、彼等の前に湖から眠りを覚まされた
神秘の怪獣バランが出現し集落を破壊する。


バランは攻撃をものともせず
それどころか手足から皮膜を広げて飛び去ってしまう。

その後、バランは東京湾から羽田空港に上陸。
都心への侵攻を阻止すべく自衛隊が羽田空港に布陣した。

大怪獣バラン・カット版.jpg

この内容で以前問題となったのが部落描写で


冒頭の北上川の上流、直径40キロ
日本のチベットと呼ばれている秘境という
「日本のチベットと呼ばれている」ナレーション

研究所員が村人に「ここは岩屋部落ですね」と
訪ねるシーンと「なるほど日本のチベットだよ」
「あんまり気持ちよくありませんね」という一連の件

研究所員は行方不明になった事を報じる
新聞見出し記事クローズアップショットと
由利子と魚崎と堀口がバスの車掌に
岩屋部落の事を訪ねるシーン

「岩屋部落」の台詞の消去と「バランは岩屋部落を破壊すると
再び湖に戻ったものと思われます」と魚崎が
杉本博士に状況を説明するシーンが丸ごとカットされ
この為、バランを湖から追い出す作戦の説明までも
カットされている。

この方法により1980年代は
「大怪獣バラン」の映像化が可能となっている。

1990年代に入り、ようやく「大怪獣バラン」の完全版が
どういう理由で許可が下りたのか分からないが
一般的に日の目を見る様になった。


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Last updated  2013.03.25 07:06:53
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