小橋建太～その３～ | メタボの気まぐれ

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2007年12月2日、3度目の小橋復帰戦

タッグにて復帰を果たす小橋の
パートナーは高山善廣。

高山は前年7月16日に小橋とのタッグで
復帰を果たす筈だったが
小橋が高山復帰戦の18日前に腎臓癌が見つかり
治療のため欠場してしまった。

高山は小橋の代わりに佐々木健介と組んで
三沢光晴・秋山準組と対戦。

小橋＆高山ｖｓ三沢＆秋山組戦で
小橋は546日ぶりのリング復帰を果たした。

2008年2月にデビュー20周年記念特別試合が行われたが
9月9日、右腕遅発性尺骨神経麻痺、
両肘関節遊離体により手術を行い再び長期欠場を余儀なくされた。

2009年3月1日、井上雅央戦で176日ぶりの復帰戦を
何と第1試合で行い勝利し、
6月8日に橋誠に勝利して第9代グローバル・ハードコア・クラウン
無差別級王者になった。

だが５日後、三沢は急角度バックドロップによって
頭部を強打した事による頸髄離断で死去。

と声を詰まらせた小橋だったが
三沢の後を受け継ぐべく取締役副社長に就任する。

8月30日、小島聡の呼びかけにより9年ぶりに全日本に参戦し
9月27日にはノアによる三沢追悼興行・日本武道館大会で
四天王ｖｓ闘魂三銃士の最後の章。

しかし2010年1月5日、今度は肘部管症候群により
シリーズを全欠場してしまい
6月13日、三沢光晴メモリアルナイトの前半戦終了後
リングで復帰を発表するも
7月23日、大阪府立体育会館で秋山準＆斎藤彰俊を相手に
潮崎豪とタッグを組んで復帰するも敗北。

2011年8月26日、東北大震災チャリティー興行
「ALL TOGETHER」で武藤敬司とタッグを結成したが
9月29日、任期満了につきノア取締役副社長を退任。

世間からノア戦力外通告など噂されていたが
2012年12月9日、「ＧＲＥＡＴ　ＶＯＹＡＧＥ　２０１２
　ｉｎ　ＲＹＯＧＯＫＵ　ｖｏｌ．２」
東京・両国国技館で引退を表明した。

一部報道で出たノアからの戦力外通知、解雇を否定した上で
自ら決意した「引退」を自分の口から発表した。

　一部で報道されたノアからの戦力外通知、
　解雇ということは一切ありません。
　ですが、実は、４年前から左腕、
　左足が力が入らなくなっていました。
　医師からは緊急手術をするか、引退するか、
　どちらかを決めてほしいと言われていました。
　思い切って、手術をしました。

　復帰を目指し、頑張ってきました。
　しかし依然として状態は思わしくなく、
　此処に来て完全復帰は無理だと判断し
　引退する事を決意しました。

　でもプロレスは僕にとって命です。
　もう一度！もう一度だけリングに上がって！
　完全燃焼して・・・
　プロレス人生に区切りを着けたいと思います！

　これからの人生、プロレスで学んだ不屈の精神で
　一生懸命頑張っていきたいと思います。

　本当に何もなかった自分がここまで来られたのも
　皆さんの応援があったからです。

　自分では頑張れたと思います。
　皆さんに、皆さんに対して本当に感謝の気持ちしかありません。

　でも、もう一度！もう一度だけ！
　自分のコンディションを作ってリングに上がります。

　その時は一度だけ宜しくお願いします！

　皆さん、本当に有難う御座いました！

　自分がこんな風に引退宣言をする日が来るなんて
　思わなかったです。
　小橋建太に世代交代は無いと言ってたから
　こんな日が来るとは思わなかった・・・

　でも、時代は進んでいます。
　人間、こういう時は来ます・・・

　でも、これからもう一度、もう一度頑張って、
　この充実したプロレス人生に
　負けない人生を進みたいと思います。
　どうもありがとうございました」

～小橋、最後の章へ～

続く・・・