森雪 | メタボの気まぐれ

宇宙戦艦ヤマトに登場し生活班長兼レーダー担当の
唯一の女性クルー者が森雪（声：麻上洋子）である。

18歳の彼女はクルーの健康管理と
生活環境維持に気を配り
医務室においては佐渡医師を補佐する
優秀な看護師でクルーの精神健康管理に
献身的なまでの情熱を持ち
正月には艦長に餅つきを提案したり
時には前世紀風ドレスで

その一方で第一艦橋コスモレーダーの監視も
兼ねているというオールラウンダーであるが
分析ロボットのアナライザーからは
恒常的セクハラに悩まされている。

彼女のいれたコーヒーは不味く
それを飲んだ島に「いつまでたっても
美味くならないなあ、生活班長さま」と不評だった。

ヤマト乗艦以前は防衛軍司令部病院で
看護師を務めており、後にイスカンダルへの
航海を通じて次第に想いを寄せるようになる
ヤマト戦闘班長・古代進と初めて出会う。

叱咤激励するお姉さん的振る舞いを見せていたが
航海途上で古代進を異性として意識するようになり
人知れず願い星に恋の成就を託すなど
18歳の可憐な少女らしさを随所で見せた。

イスカンダルを出発する際、スターシャが

守への愛を諦めようとしたスターシャに
「運命を受け入れるだけでは愛は実らない」
とアドバイスし二人を結びつける切っ掛けを作る。

最終話でデスラーが仕掛けてきた白兵戦において
放射能ガスから古代の命を救いたい一心で
工場長の真田志郎の制止を無視して
テスト未了の放射能除去装置を起動させた。

その際、同装置の初期不良に絡んだ酸欠空気に晒されて
一旦は死亡したと思われ古代を絶望させるが
地球帰還と言う本懐を遂げて絶命したと思われた
沖田艦長の命を受け継いだかのように蘇生。

古代の腕に抱かれて、想いを遂げる事になった。