エリカ | メタボの気まぐれ

運命、そして宿命を背負ったヒロイン
それが「闘将ダイモス」に登場した
聡明で芯の強い女性、エリカである。

エリカはバーム星のリオン大元帥の遺児で
共に金髪だった兄・リヒテル、父・リオンと違い
黒髪のロングストレートである。

普段は肩を大きく出すギリシャ風の
服装をしている事が多く
飛んでいる姿は宗教画にみられる

リオン大元帥暗殺によって起きた戦乱で
地球に取り残され、記憶を失い倒れていた所を
ダイモスの操縦者である竜崎一矢に助けられ
恋に落ち、宇宙母艦へ引き取られる。

バーム星人は翼を背中の内側へ
完全に収納できる為、記憶喪失中も
他の地球人に正体を気付かれる事がなかった。

しかし自身が設計した装備を持つ
バーム星の戦闘ロボやリヒテルを見て
記憶を取り戻し、一矢を愛してはいけない人として
自ら宇宙母艦・ダイモビックを去る。

一矢への想いは絶ちがたく
乳母マルガレーテや侍女シンディの協力で
一矢とのコンタクトを図るが
尽く失敗、兵士の手前もあり
リヒテルは実妹・エリカの処刑を決断。

運命に流されるだけではいけないと
地球とバーム星の架け橋となるべく
解放区の発展に尽くすようになる。

しかしエリカは暗殺されたリオンの後を継いで
大元帥となったオルバンが小バームに眠る
十億のバーム星人を洗脳している事実を知り

エリカはオルバン暗殺の為に
敢えてオルバンからのプロポーズを受け入れる。

結婚式の最中にオルバンを暗殺しようと
短剣を隠し持って式に臨むが失敗、
リヒテルに救われる事になる。

最後にはリヒテルに命がけで
民を救い出そうとした
一矢との仲を認めてもらった。