シェイプアップ乱 | メタボの気まぐれ

週刊少年ジャンプにおいて1983年に連載された
徳弘正也：原作の「シェイプアップ乱」は
過激な下ネタとお色気を多用したギャグである。

中学時代までは肥満体だった少女・寿乱子は
ウエイトトレーニングによるシェイプアップに成功したが
筋力がつき過ぎてしまい、凄まじい腕力を持った。

勉強は苦手だがスポーツ万能で怪力。
新体操部所属で、その怪力と情け容赦ない仕打ちで
不良たちから恐れられている。

通う目高高校では「遅刻のホームラン王」
「期末テストのブービー賞」「早弁の新人王」
などの異名で有名である。

そんな乱子の家に居候する遠い親戚の変態浪人生が
スケベな性格の原宗一郎であり
実はかなりの秀才である。

反面運動神経はあまりなく二浪の末、
東京大学に合格、その後も寿家に居候し
学費を稼ぐ為に女子高生の家庭教師をしている。

乱子の同級生に超美人の財閥の令嬢で
宗一郎に好意を持つ真行寺ひろみ

家が母子家庭で大黒柱の母がパート勤務で
世間から並外れた貧乏生活を送り
昼食の弁当も毎日持参できない。

他には走るためだけに生まれてきた華歩ルイ子
左京の妹でしっかり者の樋口さやか

このシェイプアップ乱は下ネタ描写である
「もっこり」を定着させた事で有名となり

その反面、ストーリーに幅があり
人情話など泣かせる話も展開された。