雪野弥生 | メタボの気まぐれ

松本零士が描く可憐で美しい美女

新竹取物語 1000年女王に登場した雪野弥生は
腰まで伸びた金髪、切れ長の瞳という美女である。

惑星ラーメタルで聖女王の二女として生を受ける。

1000年の間だけ地球にいる事を許された女で
ラーメン屋の看板娘として生活している。

雪野夫妻はラーメタルに住んでいた地球人であり、
記憶操作によりプロメシュームを実の娘・弥生であるという
仮の記憶を植えつけられた上で

普段着は紫とピンクを基調とした
長袖のシャツとブルージーンズで、
出前に行く時は白い三角巾をつけている事が多かった。

女王としての正装時は、黒いドレス、
額の部分にハート形の宝石が埋め込まれた
三叉の槍の穂のような形の赤い冠、
勾玉を数珠繋ぎにした首飾りを着用している。

生まれ故郷である祖国ラーメタルと育った地球との間で悩み
両者の共存する道を模索したが、
地球存亡の危機に際してこの世で一番美しく、
守るべきものが「愛」だと気付いた弥生は

雪野弥生は始や育て親の老夫婦たちの胸に刻まれると共に
地球とラーメタルを愛する1000年女王としてその生涯を閉じた。