平安京エイリアン | メタボの気まぐれ

1979年に東京大学の理論科学グループが開発し
パソコンゲームとして登場したが、
1980年1月には電気音響からアーケードゲームとして
発売されたのが「平安京エイリアン」である。

プレイヤーは検非違使を操り、
平安京に侵入したエイリアンを殲滅するという内容。

穴を掘り、エイリアンを落とし、埋めるという
単純なルールではあるが、それまでのゲームと違って
プレイヤーが敵に対して行う事は「待ち」であり、

穴に落ちたエイリアンを埋めると得点になり、
落としてから埋めるまでの間が短いほど高得点になる。

エイリアンは面が進むたびに4匹、6匹、8匹と増加し、
一定時間で穴から脱出するほか、
仲間のエイリアンが接触すれば助けられる。

1ラウンドで一定時間が経過するとエイリアンが16匹に増殖し、
事実上のタイムアウトになる。

エイリアンに噛まれるとミスとなるが、
その際には検非違使が昇天するという演出がある。

エリアは格子状の路地である為、様々なテクニックが生まれた。

自分の直前と直後に穴を掘って、

十字路の中央に位置し、
四方向の次の十字路に穴を掘る「アキバ掘り」
丁字路の交差点に穴を掘る「長野掘り」

落ちた穴の隣に新しい穴を掘り、
這い出したエイリアンが新しい穴に落ちたら

一区画に存在する十字路4つ、隣接する2方向の
計8方向に穴を掘る「イゲタ掘り」がある。

この「平安京エイリアン」は子供の頃、
夏休みに祖母の家の近所のゲーセン、
自宅の近所のインベーダーハウスに好きで
必ずやっていた思い出のあるゲームでした。