ジャッカー電撃隊（ブローアップ版） | メタボの気まぐれ

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1977年・夏に東映まんがまつりの1編として
犯罪組織クライムと戦うサイボーグ部隊の活躍を描いた、
石ノ森章太郎原作によるスーパー戦隊シリーズ第2弾
ジャッカー電撃隊の第7話・再編集版
「8スーパーカー!! 超速300キロ」が公開された。

国立保管金庫に収められた財宝を狙うクライムは、
厚さ1メートルの超合金でできた扉を爆破する為、
国際科学特捜隊が開発した新型爆弾を盗みだした。

新型爆弾の実験に立ちあっていた東は、

この映画は視聴率は放送開始当初こそ
20パーセント台を記録したものの次第に低迷していった為、
子供の出番を増やすなどのテコ入れが行なわれた。

前半の内容について、メインライターの上原正三は
主人公をサイボーグとした事で
自然に話がシリアスになってしまい、
計算外の暗さがつきまとった事を述べており、

東映プロデューサーの吉川進もゴレンジャーに対する
1つのアンチテーゼという狙いであったが
主題歌で暗いイメージが波及した事を語っている。

そこで、ジョーカーに代わる行動隊長として

新たにレギュラーとして起用し、
ホワイト戦士ビッグワンが創作された。

作劇面以外でも、ＯＰ・ＥＤ映像の再構成や
アイキャッチの変更が行なわれたが視聴率の上昇できず、
35話で打ち切りとなった。

最も話数が短い作品となってしまい、

後番組には「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」を予定していたが、
この打ち切りによって急遽「透明ドリちゃん」を
繋ぎ番組として制作する事になった。

この間、ジャッカーが巨大ロボット「大鉄人17」を
操縦する映画の企画を進めていたが実現ならず。

しかし、ゴレンジャーとのクロスオーバー作品である
「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」が公開され、
スーパー戦隊シリーズ第3弾である
「バトルフィーバーＪ」まで1年間の充電期間があった。