最強のシリーズのひとつ、「スパイダーマン」の3作目。完結編ではなく、さらに続くようです。 企画難のハリウッド ですから、ドル箱シリーズを簡単に終わらせたくないのでしょう。
制作=2007年 アメリカ・コロンビア映画 139分。監督=サム・ライミ。原作=スタン・リー、スティーブ ディッコ。出演=トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ブライス・ダラス・ハワードほか
今やスパイダーマン( トビー・マグワイア )はNY市民にヒーローとして愛される存在。大学では成績トップ、ブロードウェイ・デビューを果たした恋人MJ( キルスティン・ダンスト )との関係も良好で、ついにプロポーズを決意します。
ところが、謎の黒い液状生命体に取り憑かれ、復讐と憎しみの感情に支配されたブラック・スパイダーマンになってしまいました。そんな彼の前にこれまでになく手強い敵 サンドマンとヴェノム が現れます。......
このシリーズ、強大な敵との戦いと並行して、親友ハリー( ジェームズ・フランコ )、恋人MJも含めた3人の愛と葛藤が描かれてきました。今回も、憎悪、失意、焦燥、悔恨の情がワンパターンのごとく語られます。
MJのデビューは悲惨な結果に終わりました。新聞に酷評され、舞台を降ろされたのです。失意の彼女を励ますピーター。ボタンの掛け違いから喧嘩になりました。父の仇と誤解したハリーとの死闘も半端ではありません。
今回の敵は叔父を殺し化学実験から サンドマン と化した男と、宇宙からやってきたらしい生命体。サンドマンはともかく、この生命体の正体がよくわかりません。これに取り憑かれると身体が黒くなり、邪悪な心が宿るらしいのです。
相変わらずの 空中戦 は、迫力があります。見慣れた戦闘ですが、この映画のウリのひとつですから、手抜きはありません。しつっこいくらいの描写、と言ってもいいでしょう。サンドマンの登場で、ちょっぴり新味も加わりました。
ドラマの部分は型通りです。 警部の娘や新カメラマンの登場 と変身、叔父殺しの真相など、新しい展開がありますが、お手軽な感じでした。これらが第4作に繋がる予感はしますが、本作では重みがありません。
世間の評価は、シリーズ3作のうちで一番劣るというのが大半のようですが、そんなことはないでしょう。たしかに内容は薄くなっていますが、 面白さは水準をキープしています 。新しく買った液晶テレビで見たせいか、DVD鑑賞でも楽しめました。
DVD「誘拐の掟」 2016年05月28日
DVDスターウォーズ6「ジェダイの帰還」 2016年01月06日
スターウォーズ5「帝国の逆襲」 2016年01月05日
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