先日、3週間ぶりに近所のレンタル店へ行くと、 マフィア映画のコーナー が出来ていました。定番の 「ゴットファーザー」や「グッド・フェローズ」 のほかに、未見の作品がいくつか......。この手の映画は大好きなので、さっそく何本か借りてきました。そのうちの1本が本作です。
制作=1973年 アメリカ・ワーナーブラザース映画 110分。監督=マーチン・スコセッシ。出演=ロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテル、エイミー・ロビンソン、ロバート・キャラだイン、マリリン・ハセットほか。
スコセッシ監督にはほかに 「ギャング・オブ・ニューヨーク」 がありますが、本作は初見です。35年前の作品で、「タクシー・ドライバー」や「アリスの恋」より前。出演者はみな若く、デ・ニーロは「ゴッドファーザー2」の前年ですから、若さが想像できるでしょう。
舞台はニューヨークの リトル・イタリー地区 。ここを根城にする若きギャングたちの友情と恋愛、対立などがスコセッシらしい正攻法で描かれています。ハッタリやごまかしはありません。
中心はジョニー( ロバート・デ・ニーロ )とチャーリー( ハーヴェイ・カイテル )の友情。怠け者で借金だらけのジョニーを庇(かば)い続けるチャーリー。これにバーのマスターやケチな金貸しなどが絡みます。
舞台が「ゴッドファーザー2」で若き日のビトーが育ったところと同じですから、雰囲気が似ています。ジョニーとビトーはまったく性格が反対。狂気を秘めていて、 「タクシー・ドライバー」 のトラビスに通じる一面がありました。
変化球はなし、どこを切っても 金太郎飴 と同じで、スコセッシらしさで終局へ向かいます。マフィアの大物らしいチャーリーの叔父が出てきますが、ファミリー的群像の描写はありません。あくまでも チンピラ・ラギャングが主役 です。
従って、大作感はありません。主演の二人もまだ若く、演技はともかく、映画に重量感を与える存在にはなっていません。演出に手抜きはないでしょうが、スコセッシの後の作品と較べると、 小粒な感じ がするのは致し方ないでしょう。
DVD「誘拐の掟」 2016年05月28日
DVDスターウォーズ6「ジェダイの帰還」 2016年01月06日
スターウォーズ5「帝国の逆襲」 2016年01月05日
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