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当初、押尾学の事件の方が大きく報道されて、このニュースの扱いは小さかったはず。のりピー夫妻、離婚の危機か?という芸能ニュースを知っていたので、これをキッカケに別れるだろうなぁ~と、この時は軽く思っていました。ですが翌日からは状況が逆転、このニュースがスケールの大きな話になり、長期にわたって世間を騒がすことになるとは一体誰が思ったでしょう?たぶん当事者もこの時点では思わなかったはず。私自身も驚きの展開が待っていました。
翌日から現場の様子が報道されるようになりました。そのやりとりで、私はのりピーの警察の職務質問に対してのイメージとかけ離れた粘り強い抵抗に驚きました。2時間近くも粘ったとは驚きです。多くの人は「この辱めをどうしてくれるの!」と発言した気の強さが印象に残ったようですが私は簡易検査で夫がクロとわかって泣き崩れた時の姿を勝手に想像し、私生活では薄幸な人生だった、のりピーにとって大切な家庭生活、それが今、崩れ去る、と判って絶望の余り、泣き崩れたんだろうなぁ~、かわいそうに、やっぱり、バカな男、こんな男だと思っていたよ、と心の中で呟きました。その後、連絡が取れなくなった、と報道され、多くの人が案じたようにバカなことを考えないでくれよ、と心配しました。もっとも、その一方で、引っかかったこともありました。夫を残して現場を去ったことです。この事は私には奇妙に思えました。そういうこともある、という報道があったような気がしますが、とても不自然に思えたのです。そしてその妙に思えたことがこの後、急展開するとは本当に思いませんでした。
失踪、捜索願、携帯電話の探知、マスコミの追跡、と続きましたが依然として行方が判りません。この話を会社内で話したら彼女も覚醒剤に手を出して逃げたんだよ、と言い出す人がいました。まさか、と思いもしましたが、しかし、ひょっとして・・・という思いも出て来ました。確かにそう考えれば夫を残して、その場を去り買い物をして失踪した理由もわかるような気がします。ですがこの時点でも、でも、まさかねぇ・・・という思いの方が強く、心配する気持ちの方が優勢でした。しかし次の報道で彼女への印象は一気に変わることになります。それは自宅で覚醒剤が発見され、容疑者としての捜索になった、という報道です。これで目が覚めたような気分でした。あまりにも意外な展開、心底、驚きました。
容疑者となってから、すぐに本人からの連絡があり、あっさり逮捕。案の定、ビッグニュースとして報道されました。警察署に入る際のうつむき加減の画像は非常に印象に残るものでした。この後、連日のように取り調べの様子が伝えられ、各週刊誌では酒井法子の暴露話や怪しげな話が数多く飛び出してきました。それらの話が全て真実ではないことはすぐにわかるものですが、それにしてもビックリするような情報の量とそのいい加減な内容に呆れてしまいました。これらの報道をみると、いかにマスコミが売れればいい、と言う気持ちだけで仕事をしているのか、よくわかります。真実の追究、というマスコミの本来の仕事とは明らかにかけ離れているとしかいいようがありません。それとこの事件を通して発言する人々の偽善ぶりには辟易しました。徹底的に非難する人が多かったのですが、あなた、そんな立派なことを言える人でしたか?と思える人々が偉そうに発言しているのには驚きました。それと普段から変わった人と思える人はこういう事態でもやはり空気の読めない発言をしていました。やはり変わっている人はどんなときでも変わったことをするようです。気になったのは酒井法子と親しかった芸能人達の態度です。ほとんど何も言わない、この事件がなかったかのような態度には考えさせられました。自己保身なんでしょうか?非難であれ、擁護であれ、マイナスに働く、あるいは自分の評価が下がる、ということでこの事件から逃げたような印象を受けました。いざ、となったら、やはり人は・・・そんな思いや考えが浮かびました。
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