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2008.05.10
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カテゴリ: let me sleep beside you
で、朝、起きたら、ケースケはいなかった。

お約束のように、急に仕事が入って、朝から出かけなくちゃならなくなったんだって。
なに?急な仕事って??
ありえる?ありえないよね?

夕べのこと、酔ってたとはいえ、ちゃんと覚えてる。
起きて、気持ちが変わってなかったら、、って言ってたのにな。
気持ちが変わったか変わってないか、考える必要もなくなっちゃったし。。

ったくもう、タイミング悪すぎる。

こんなんでうまくいくのかな、なんて思って、ため息つきつき、パソコンを開く。

今日も、私の小説を読んでくれてる方からいくつかのメッセージ。
なかでも、ひとつ、とびきり興味を引くものがあった。
よしよし、お返しに、今日は、これで、ケースケをイジメテやろっと。
いいネタを仕入れて、イジメ大好き心がうずいちゃう。

それから、頑張ってたくさん小説(というか、ドキュメンタリー?)の続きを書いた。
いろいろあったから、たっぷり書けて大満足。
だけど、同じ姿勢でいたから少し疲れちゃった。

外はいいお天気だったから、日が傾く前に、公園に散歩に出ることにした。
いつもどおり花と緑に癒されながらのんびり歩く。
そして、ヒロトの好きだった噴水。



『・・・僕なんかが、最初でいいのかなって思っちゃって』

ヒロトは申し訳なさそうに、気弱そうに、そう言った。
どうして、私に何もしないの?って聞いたときに。
抱きしめてくれる以外、キスも、もちろんHも、なかなかしてくれなかったヒロト。
もちろん抱きしめられるだけでも、私は胸が締め付けられるくらいドキドキしたけれど、

「ヒロトは、ひどい。私は最初も最後もヒロトがいいって思ってるのに。」
まるで、自分とはすぐに終わるみたいな言い方。。。
半泣きになる私を、そっと、、というよりも、頼りなく抱き寄せて、
「ごめん。僕だってもちろん、そう願ってるんだよ、いつも」
と言ったヒロト。

今思えば、ヒロトは、分かっていたんだ。
自分がいつかこうして、私を遺していくことを。

そして、いつか、また私が誰かを愛することを。

だけど、、その誰か、がケースケだったら、、どう思うだろう?

・・・よく分からない。

あらためて、ケースケとのことを考えて、、

私はやっぱり躊躇する。

ケースケは正しかった。
酔った勢いでなんてしなくてよかったんだ。
ごめんね、ケースケ。
やっぱり、私。

公園を出たところで急ぎ足の、ケースケを見つけた。
「おかえり~。早かったね?」
「急いで帰ってきたんだよ」
確かに息を切らしてる。
「なんで・・?」
「なんでって、、、あぁっ」
歩道の柵に腰をかけるケースケ。
「お前、夕べのこと・・?」
私は少し、赤くなって、
「あ、あのことか。。ごめんね。。」
ケースケは天を仰いで、
「なんだよ~。やっぱり気が変わっちゃったのか?」
「ん~、やっぱりね、なんか、タイミング逃したっていうか」
「・・・」
俯くケースケ。あれ。泣いちゃった?
「ケースケ?」
「よかったよ、やらなくて」
とポツリとつぶやくケースケ。
「1回やったら、もう、2度とお預けなんて、ガマンできないから」
だって。なるほどね。
「・・・ごめんね。」
「いいって。俺もタイミング悪かったんだ。」
それもあるあるあるあるって。うんうん。と、納得していると、
「だけど、」
と、怖い声でケースケ。
「なに?」
「夕べみたいのは、外でやっちゃダメだぞ、絶対。俺が相手だから、いいようなもんの、、ああ、、ミリ、いっそ禁酒しない?俺、心配で外に出せなくなるよ」
ったく、相変わらずだな、この人は。あきれちゃうよ。
「あのね~、私がダレにでもあんなことすると思ってるわけ?」
「ん~、信用できないな」
「あ、そ」
「あ、そ、ってお前な~」
「私は私を信用してるもん。お酒はやめない。疑うならどうぞどうぞ、疑って」
スタスタ家に向かって歩き出す。
「分かったよ。疑ってるわけじゃないって。心配してるだけだって」
別に怒ってるわけじゃないけど、許してやんない。

なんでっていうと、必死で言い訳してくるケースケ、やっぱりかわいいんだもんっ。
ケースケはひどいって思うかもしれないけど、
これもまた、私のケースケへの愛情を高めるのに役立ってるからね。
ケースケ、ごめんね。
でも、がんばってね。


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最終更新日  2008.05.10 00:37:22
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