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2010.09.14
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親友だったSの自殺のこと。
ココロの片隅に放置のまま、自分でも、よく分からない思いでいます。
ひろ。は書くことで自分が考えてることが分かるタイプなので、
ちょっと書いてみようと思います。

書くに当たって、
人物の特定を避けるため事実とは少し設定を変えます。
でも、口に出す言葉や全体の流れは事実です。

というわけで、久々の、「real stories」カテゴリ使用。

重くなりそうなので、読むのもコメントもいつも以上にご自由に。

では。はじめまっす。

ひろ。




気づけば、シホ(=S・仮名)が自殺してもう4年近く経っている。

でもなんか、今も、
シホのこと思うだけで、いやおうなく息が止まって、
顔がゆがんで涙がでちゃうんだよね。ほら、今も。

シホは高校の同級生。
ひろ。なぜか入ってしまって居心地悪かった進学校の特進コースの1年生の時に、
同じクラスになって。

特進の子は、あんまり部活とかしないんだけど、

ひろ。もシホもバイトしてたし、なんだかんだよく休んだし、
担任の先生は、何しようが、結果(テストの成績)さえ残せば何もいわなかったけど、
クラスの中からは若干浮いていた感があって、
例えば、テスト中に、皆必死にカリカリやってる中、
あくびして、退屈だな~って見渡すと、いつもシホと目が合ったり、
テスト期間中の休み時間に、みんなまだ必死で本とか見てるときに、
ベランダでぼーっと空見てたら、シホも同じ様に見てたり。
お互い一緒にお弁当食べる友達は別にいたけれど、
なんとなく、はみだしっことして、いつのまにか、ココロが通じ合っていた。

とはいっても、シホのほうは、担任がかなりとめたのに、2年からは特進を出てしまったので、
(ひろ。は特進を出る積極的な理由もみつからずとどまった)

カラオケ行ったり、コンサート行ったり、旅行(カナダ含む)に行ったり、映画を見に行ったり、
シホの可愛いイラストの入ったFAXもらったり、
ひろ。独特のへた字でFAX送り返したり。

そんなこと、細々と続けてた。

ただ、他の友達がプラスで絡むことはなく、1対1の関係だったから、

他の友達は、ダレも知らなかったんじゃないかな、と思う。

でも、シホと有形無形問わず何かをやりとりすることは、
進学校にとことんまでなじめなかった、ひろ。のココロを、
ヒロトと違うやり方で、とても癒してくれていた。

毎日、一緒にお弁当食べてた同じクラスの友達は、
それなりに仲良くやりつつも、みんな、フツーに育ってきたおじょーさんって感じで、
やっぱり、ココロの中のどっかに越えられない違いっていうの感じてた。
今も仲いいし、時々会って話すと楽しいけど、
やっぱり、その違いは今もあるし、むしろ、その違いが、ギャップが、話してて楽しいタイプの友達。

でも、シホはどっか、もっと言葉なんて時間なんて要らない部分で、繋がってるって感じられた。

だからシホよりも、一緒に時間を過ごした色んな経験をした友達はいっぱいいたけれど、
ココロから分かり合える、親友って呼べる1番の友達は、シホだったと思う。

そんなこんなで、高校時代をすごし、大学は、別のところになった。
でも、クラスの離れた高校時代と同じ様に、付き合ってた。
靴箱に手紙はなくなったけど、郵送で手紙が届くようになって。

でも、お互い忙しくって、会うのは本当に数えるほどだった。
高校のときは、廊下ですれ違うこともあったけどね。それもないし。

シホは、トルコに興味があって、
一度誘われたんだけど、ひろ。はどうしても行けない時で、
従姉さんと行ったりしてた。

で、行ってきて、すっごくよかったから、今度は一緒に行こうねって、言われたり。

シホは、とにかく旅費をためるために、目一杯バイトをしてた。
働いていたのは学習塾。
大学生活なんてそっちのけで、朝から晩までバイトにのめりこんでいた。

段々連絡も取れなくなった頃、シホから手紙が来て。

そこには、バイト先で恋人が出来たことが書かれていた。
とても有能なヒトで、ヒトとして尊敬できるところがたくさんあるって。

シホにとっては初めての恋人。

だから、読みながらすっごく驚いた。
なんかね、シホが男の人を好きになるってイメージがわかなくて。
本人もね、「サラはヒロトさんと幸せそうな時が一番可愛いと思うけど、私は、あんまり、恋愛に興味が持てない」
それに、「田舎の旧家の三姉妹の長女だから、いつか見合いで結婚するしかない」とか、
冗談なのか本気なのかそんな言葉繰り返してて、
それまで、浮いた話も、浮いた噂も全くなかったシホだから。

・・・シホが好きになる人ってどんなヒトだろう。。。?

って、思いながら、ずっとそのノロケに近いくらい相手のヒトを褒め称える文章を読んでいた。

・・・シホがこんなにオトコのヒトに夢中になるんだね~。

って、つい微笑んだりもしながら。でもね、読み終えたときにはその微笑は固まっていた。

・・・その人に、『妻子がある』って書いてあったから。

つまり、シホの初恋は、不倫だったのです。





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最終更新日  2010.09.14 11:52:37
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