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坂本龍一さんが3月28日に亡くなって、3週間になろうとしています。( 「追悼 坂本龍一さん 45年間ありがとうございました!」 )私の部屋の壁には坂本さんやYMOのアルバムを飾って、毎日坂本さんやYMOの曲を聴いています。おかげで、多くの曲をまとめて聴くことができ新たな発見もたくさんありました。昔はあまり好きではなかった曲も、改めて聴きなおしてみると実験的な先進性や芸術性など、過去に気付かなかった魅力を再発見することができました。特にYMOのアルバムは全て聴きなおしましたが、どのアルバムをとっても常に挑戦的で「やりたいことをすべてやってくれたな!」と言う感じでした。アルバム「BGM」や「テクノデリック」ではそれ以前の路線から外れて多くのファンの期待を裏切った形になりましたが、今聞きなおすと確かに次のステップに進んでいて新たな音楽シーンを創造し、多くのミュージシャンに影響を与えたことがよくわかりました。彼らもやりたいことができて満足だったのではないかと思います。ここまでの約3週間、坂本さんとYMOの曲を浴びるように聴いてきましたので、ここらで区切りとして今感じる「YMOの曲ベストテン」を作ってみることにしました。ベストテンは人それぞれでしょうから、あくまで「私の好きなYMOの曲ベストテン」です。BEST10. THE END OF ASIA (作曲:坂本龍一,アルバム:増殖 )3枚目のオリジナルアルバム「増殖」のラストを飾るしゃれた曲です。坂本龍一さんのデビューアルバム「千のナイフ」の収録曲なのですが、オリジナルと違ってのんびりとした日本調のアレンジになっています。坂本さんは『東海道五十三次や広重の浮世絵をイメージして作った』と言っていますが、私も最初に聴いた時、頭の中に昔の時代劇映画のラストシーンで富士山をバックに街道を歩く人々が思い浮かびましたので、坂本さんの思惑はピッタリ当たったようですね。最後の『あ~っ! 日本はいい国だなぁ~』という言葉もぴったり合っていてニヤッとしてしまいます。BEST9. ラップ現象 (作曲:細野晴臣,アルバム:BGM)アルバム「BGM」が発売されたのは1981年ですから、まだラップの曲が出始めたころで日本のラップ曲としては先駆的な曲ではまいでしょうか。現在のラップとはちょっと違いますがね。バックに流れる祭りの笛のような音と力強いバスドラムとベースのリズムが癖になるほど気持ちいいです。BEST8. BE A SUPERMAN (作曲:坂本龍一、高橋幸宏,アルバム:テクノドン)1983年に散開してから10年後の1993年の再生後にリリースされたアルバム「テクノドン」の1曲目。このアルバムは結果的にラストアルバムになったのですが、とてもクォリティーが高い素晴らしいアルバムだと思います。最初を飾るこの曲はポップでノリが良い曲で、仕事のバックグラウンドにしてもよさそうな感じです。BEST7. RYDEEN (作曲:高橋ユキヒロ,アルバム:ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー)言わずと知れたYMOを代表する1曲ですね。発売当初は色々なところで流れていましたね。私も当時、モノラルのシンセサイザーを使って、この曲のコピーを多重録音でしたのを覚えています。懐かしい外せない曲です。BEST6. 京城音楽 (作曲:坂本龍一、高橋幸宏,アルバム:テクノデリック)京城音楽と書いてソウルミュージックと読む、シャレですね。バックにガムラン、「フクチキパーッ」という声をサンプリングしたフレーズが繰り返される、サンプラーを使った曲としては初期の曲で、サンプラーの可能性を感じた曲でした。ノリが良くて印象的な曲です。BEST5. コズミック・サーフィン (作曲:細野晴臣,アルバム:イエロー・マジック・オーケストラ )初期のYMOの特徴が出た楽しい曲。ベンチャーズやビーチボーイズを彷彿とさせるようなグループサウンズ風テクノと言うような感じ。バンドで演奏してみたくなるような曲ですね。BEST4. 体操 (作曲:坂本龍一,アルバム:テクノデリック )体操をテーマにコミカルな歌詞が付いた楽しい1曲。メンバーが体操している姿が目に浮かんでしまいます。BEST3. THE MADMEN (作曲:細野晴臣,アルバム:サーヴィス)ベースとドラムのリズム隊がとてもいい感じの細野さんらしい気持ちのいい曲。リピートして何回も聴いていられそうな癖になる曲です。最近、散歩中についこの曲を口ずさんでいることがあります。BEST2. CASTALIA (作曲:坂本龍一,アルバム:ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー )実に坂本さんらしいゆっくりと静かに流れる曲です。にぎやかな曲が多いこのアルバムの中でホッと癒される曲です。編曲も凝っていてじっくりと楽しめる1曲です。BEST1. シムーン (作曲:細野晴臣,アルバム:イエロー・マジック・オーケストラ)シムーンとは砂嵐のことだそうです。スターウォーズのC3POとR2D2が砂漠を歩いているイメージでつくられたとか。細野さんらしいパラダイス的メロディーがとても幸せな気分を運んでくれます。メロディー、編曲、ヴォーカル、アドリブソロ、すべてが素晴らしい最高の作品です。以上、私の好きな曲ベストテンですが、聴いたことのない曲があったらぜひ聴いてみてください。イエロー・マジック・オーケストラ [ YMO ]ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー [ YMO ]YMO/テクノデリックCD/TECHNODON(Remastered 2020) (ハイブリッドCD) (解説付/紙ジャケット) (生産限定盤)/YMO/UPGY-9001
2023.04.17
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こんにちは!実は今年の初めに、このブログで愛機 YAMAHA SEQTRAK について語ったばかりなんですが( この1年で買ったもの ~ YAMAHA SEQTRAK ~ )……覚えていますでしょうか?この一年間、忙しさにかまけて使用頻度は少なかったのですが、良い機材という印象は持っていました。しかし今回のV2.0アップデートで予想を超えるとんでもない進化を遂げてくれました。いや、本当に大げさじゃなく、「え、これタダでいいんですかYamahaさん?」と問いかけたくなるレベル。この一年間、私が触っていたのはSEQTRAKの「第一形態」に過ぎなかったのかもしれません。今まで若干あった不満点が見事に解消されています。機能が増えた今、モチベーションが爆上がりしているところです。今回のヤバすぎる変更点をまとめておきます!1. ドラムトラックが「シンセ」に化ける魔法今回の一番の目玉はこれです。 今まで「Kick」や「Snare」と書かれていたトラック。これらは当然ドラム用だったわけですが、V2.0からはなんと、AWM2音源のシンセトラックとして使えるようになりました 。これ、意味わかりますか? SEQTRAKの強みである「最大128音ポリフォニック」という宝の持ち腐れ状態だったパワーが、ついに解放されたんです。今までは「シンセトラックが足りないな…」と泣く泣く音を削っていた場面でも、「あ、パーカッションのトラック余ってるから、これを豪華なストリングスにしちゃえ!」という荒技が可能になります。最大で9つのシンセトラックが走るなんて、もうこのサイズ感の機材のスペックじゃありません(笑)。2. リズムは「DrumKit」トラックに集約「ドラムトラックをシンセにしちゃったら、リズムはどうするの?」 ご安心ください。ここで登場するのが新機能 「DrumKit」トラックです 。これまでは「キックで1トラック、スネアで1トラック」と贅沢に場所を使っていましたが、これからは1つのトラックにドラムセット一式(キック、スネア、ハットなど最大7音)を詰め込めます。つまり、リズム隊は「DrumKit」トラック1つに任せる。空いた元ドラムトラックたちは、全部シンセサイザーとして活用する。という運用ができるわけです。この「部屋の模様替え」のような自由度、最高すぎませんか?3. 操作性が「わかってる」進化画面がないSEQTRAKにとって、操作性は命。ここもしっかり改善されています。[ALL]ノブが神: 特定のボタンを押しながら[ALL]ノブを回すと、全体のボリュームやBPM、スイングなどを一括操作できるようになりました 。今まで面倒だった設定が、指先ひとつでグリグリ動かせます。小節数変更の自由化: 今までなぜかドラムトラックだけ変えにくかったパターンの長さ(Bar Length)が、全トラック統一で変更できるようになりました。これでポリリズムも作り放題です。4. 待望の「フルバックアップ」地味ですが、全ユーザーが涙する機能。 アプリ経由で、プロジェクトもサンプルも設定も、丸ごとバックアップできるようになりました 。 「間違ってデータ消しちゃったらどうしよう…」という恐怖から解放され、安心して実験的な曲作りができます。所有して1年経ちますが、まるで今日新しい機材を買ってきたようなワクワク感があります。シンセのレイヤーを増やして、今まで作れなかったような厚みのある曲を作るぞー!皆さんも、よいSEQTRAKライフを!【送料込】YAMAHA SEQTRAK ORANGE ドラムからシンセ(FM/AWM)、サウンドデザイン用コントローラーにシーケンサー モバイル・オールインワンギア【ポイント5倍】
2026.01.18
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リー・リトナーは私の大好きなミュージシャンの一人で、彼とは同世代ということで、20代の頃から数十年も聴き続けています。↓こんな人です。【送料無料】 Lee Ritenour リーリトナー / Java Jazz Festival 2018 輸入盤 【CD】下手の横好きで、私もギターを弾くことがあるのですが、彼のギターは超絶技巧すぎてコピーしたくてもできませんし、元々できるはずないと諦めてもいました。数年前「Color Rit」というアルバムを購入した時、最後の曲「Etude」という2分あまりの小品ですがとてもさわやかな曲が、めちゃめちゃ気に入ってしまいました。リーリトナー Ritenour, Lee - Color Rit CD アルバム 【輸入盤】何度も聞いているうちに、「この曲、絶対弾いてみたい!」と思うようになりました。ギター一本でもできるし、短めで、しかもカッコイイ!↓↓↓Youtubeにあった「Etude」の動画です。「Lee Ritenour Etude」でも、ギターの腕前にはあまり自信がありませんが、楽譜さえあれば一生かけても何とかものにしよう、と覚悟を決めました。そこで。楽譜探しです。楽器屋さんに行ったり、ネットで楽譜の検索をしてみたりしたのですが、「Etude」の楽譜は全く出版されていないようでした。ガッカリでした。何年か経って、ある時、ネット検索をしていたら「Etude」の楽譜を見つけてしまいました。「Scribd」と言う洋書の電子書籍やオーディオブックの定額サービスをやっているサイトの中に、たぶん音楽雑誌のサンプルページだと思うのですが、この曲が載っている6ページがそのまま表示されていました。しかも五線譜とTAB譜(ギター譜)の完璧版です。「Etude」の楽譜が掲載されたサイトですバンザイ!さっそく、その日から練習開始です。しかし、さすがにリーリトナーの曲。そんなに簡単には制覇できません。それから2カ月、余暇の時間は全てギター練習につぎ込んで必死に練習しました。人生、今までで一番真剣に何かをやった気がします。やればできる物です。上手とは言えませんが、なんとか形になってきました。憧れのリーリトナーの曲が弾けたなんて、大感激です。人間、一つ事に集中すれば、かなり難しい事でも達成できるのだということを実感しました。この件で味を占めた私は、難易度の高い曲にも気楽に挑戦しています。時間をかけて、じっくりやればいいのです。ギター好きの方!「Etude」に挑戦してみてください!
2023.03.14
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「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」、2年以上前に発売された本なので新しい本ではありませんが、何かと話題の作品なので読んでみました。主に英米文学の文芸評論家として活躍されていた川本直氏の小説デビュー作だそうです。デビュー作で読売文学賞など多くの賞を受賞して話題になった作品です。ちょっとネタバレでご紹介します。妖しげな表紙が印象的で、猥雑感が漂っています。思った通り、いきなりキワドイ描写から始まってビックリです。このお話は20世紀のアメリカ文学を中心に活躍した人たちがたくさん登場しますが、虚実入り混じった内容に何が事実で何が虚構か、誰が実在の人物で誰が創作上の人物か判然としません。アメリカ文学に詳しくない私にとってはネットで確認しながらの読書となりました。アメリカ文学史上最もスキャンダラスな作家のジュリアン・バトラーの一生を、陰で支えてきた友人で作家・評論家のジョージ・ジョンが書いた最後の作品「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」を川本直氏が翻訳して出版、というていで書かれています。そのこだわりは徹底していて、時代背景や登場者の交友関係そして最後の参考文献の資料まで緻密に矛盾なく構成されています。最初に訳者前書きを川本氏が書いている所から虚構は始まっているのがとても面白いと思いました。本文も外国文学の翻訳調でその気にさせてくれます。全体を通して、細かな会話やちょっとした事件、彼らの書いた作品の内容などが綴られていて冗長な感じがしないでもありません。読書マニアにはたまりませんが、苦手な人もおおいのでは?と感じました。全部で380ページほどのボリュームで読み応えがあるのですが、最後の80ページ程が訳者のあとがきになっています。ここでこの作品で何を表現したかったのかを集約しているような気がします。本文を読み進めている間は気が付かなかったことも、ここで明らかになり満足感をもって読み終えることができました。なかなか難しい作品なのですが、読後の充実感はずっしりと感じます。私は、毎日100ページづつ楽しみながら読み進めましたが、読み終えたら何だか寂しくて、もう一度初めから読み直してみたいという欲求がわいてきています。読書好きなら、是非読んでみるべき作品と思います。ジュリアン・バトラーの真実の生涯
2024.04.29
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