1

シンセサイザーをはじめとして色々な楽器を集めるのが大好きな私ですが、同時に工作も大好きで部屋の備品を日曜大工で作ったり、ロボットのキットを組み立ててみたりとモノづくりも楽しんでいます。2ヶ月前に4ヶ月程かけて組み立てたアトムのロボットが完成し(『鉄腕アトム」完成しました!』)、そろそろ創作意欲がムクムクと頭をもたげてきました。次に作るのは何がいいのかな~っと考えていたら、頭の中で『アナログシンセはどぉっ?』と声がしました。簡単にはできないだろうな、と思いながらもネットで調べてみたところ比較的簡単そうなキットが結構たくさん出ていました。アナログシンセといったら最初に思い浮かぶのがMOOGですね。なんと、そのMOOGから格安で組み立ても簡単そうなキットが出ていました。その名も「MOOG MUSIC Mavis」といい6万円程度で販売されています。あこがれのMOOGが手の届きそうな価格で、自作出来て自分のものになるというのは魅力がありますね。MOOG MUSIC Mavis 【組み立て式 アナログ・シンセサイザー・キット】MOOGと同じように人気の高いのがARPですね。KORGからは「ARP ODYSSEY」のキットが販売されています。かつての「ARP ODYSSEY」がそのまま再現されたものなので、機能も充実シリアルナンバーまで入っています。そのため、価格は高めで200,000円程してしまいます。ホッ欲しいけどチョッとハードル高いぜ!でも、組立は簡単そうです。【あす楽対象商品】ARP / ARP ODYSSEY FS Kit DUOPHONIC SYNTHESIZERKORGには他にも安価なキットがありました。一つは、「NTS-1 digital KIT」です。12.9cm × 7.8cm のコンパクトな箱に入ったモノフォニック・シンセです。小さい割に音もいいと評判で、リバーブやディレイなどのエフェクトやアルペジエーターまでついています。これで11,000円程度の価格はお値打ちですね。チョッと遊んでみようかなという気になります。Nu:Tekt(ニューテクト) NTS-1 digital KIT【シンセサイザー】【DIY(自作)キット】KORGのもう一つのキットは「littleBits Synth Kit」です。レゴのようにパーツを組み合わせて自分だけのシンセを作るキットです。価格も20,000円程度と手が届きそうですし、対象年齢が8歳以上ということなので夏休みの自由研究にも良さそうですね。案外このキットは、はまってしまうかもしれません。ユニークなシンセサイザーで有名な TeenageEngineering社からも2種類の組み立てキットが出ていました。パッチコードでパッチングが楽しめるおしゃれなシンセです。名前は「Teenage Engineering PO modular400」と「Teenage Engineering PO modular170」です。価格は70,000円程度と50,000円程度の比較的お手ごろな価格です。こんなシンセが机の上にあったらカッコイイですね。Teenage Engineering / PO modular 400 シンセサイザー・キット【お取り寄せ商品】Teenage Engineering PO modular170 モジュラー シンセサイザー・キット 【 ティーンエイジ エンジニアリング 】じっくりと探せばもっともっと良いモノがあるのでしょうが、探しているだけで楽しくなりますね。もう少し探して何を作るか検討してみたいと思います。そして、キットではなくて一からシンセを作りたい場合にも、解説書が色々出ています。そんな本の一つですが、この内容に沿った部品もセットで売られているようです。こちらも面白そうですね。達人と作る アナログシンセサイザー自作入門 改訂版2017 [ 岩上直樹 ]いつか挑戦してみたいものです!
2023.08.14
閲覧総数 1620
2

パリオリンピック卓球メダリストの早田ひなさんの発言で話題になっている「特攻隊」ですが、その特攻隊員との恋を描いた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を1週間ほど前に観ました(早田さんの発言前です)。テレビの Amazon Prime Video のCMで「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が流れていたので、内容も知らないまま久々に映画を観てみようと思い、前提知識のない状態で観てみました。女子高校生の百合が母親とケンカした後、家を飛び出して近くの防空壕後で一夜を過ごし、翌朝目覚めると終戦間近の過去の日本にタイムスリップしていたという話です。軍の指定食堂で働くことになった百合は、そこに食事にくる特攻隊員たちと親しくなり、その中の彰に恋心を抱くようになり、お互いに惹かれあう仲になっていきます。そして、いよいよ彼ら特攻隊員たちの出撃の日が迫ってきます。よくあるタイムスリップ物ですし、よくある戦争物でもありますが、とても丁寧に描かれている人物とその感情表現が素晴らしく最後までグイグイと引き込まれて見てしまいました。また、登場する小道具・大道具・セットの建物など、とても良く時代を表していて映画を盛り上げていました。SFとか戦争映画とは違う良質の青春映画になっているのに好感が持てましたし、戦争中の若者はこんな暮らしをして、こんな考え方をしていたんだと考えさせられる点も多くありました。実際にはもっと厳しい生活であったろうとは思いますが、この映画を観た若い人たちにはきっと今の時代に生まれた幸せを感じるのではないでしょうか。早田さんの発言を聞いた時「ひょっとしたら早田さん、この映画を観たんじゃないの?」と思ってしまいました。この映画には、汐見夏衛さんの原作小説があるそうなので、そちらも読んでみたくなりました。小説の方も涙腺崩壊だそうですので、機会を見て読んでみようと思います。あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫) [ 汐見夏衛 ]
2024.08.17
閲覧総数 1671
3

昨年はまったく映画館に足を運ばなかった私ですが、今年はなんと、この3ヶ月ですでに4回も映画館に行っちゃいました!その記念すべき(?)4作目として観てきたのが、今話題のSF映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」です。実はこの映画の原作となったアンディ・ウィアー氏の同名小説、3年ほど前に岡田斗司夫さんのYouTubeチャンネルで紹介されていたんです。岡田さんの猛プッシュを受けてさっそく読んでみたんですが……いやあ、その話の面白さたるや衝撃的でした!私の「小説オールタイム・ベスト10」入りが即決定したほどです。その頃から映画化の噂は耳にしていたので、それからずっと首を長くして待っていました。そしてついに3月20日から公開がスタート!翌週になってしまいましたが、ワクワクしながら劇場へ足を運んできましたよ。映画の感想ですが、さすがは原作がしっかりしているだけあって、観ていて本当に楽しく、すっかりあの世界観に入り込んでしまいました。ただ、予想していたよりもコメディー色が強めだったかな?「もう少し笑いを抑えてもいいかも……」とも思いましたが、「まあ、これも映画の味付けとしてありかな」と許容できる範囲でした。少し残念だったのは、原作の最大のウリであった「科学的な表現」があまりなかったことですね。もっと科学的なアプローチで状況説明をしてくれたら嬉しかったです。特に、冒頭で記憶喪失の主人公が目覚めるシーン。周りの状況を観察し、重力などを測定して「自分は今、宇宙船の中にいる!」と科学知識をフル稼働させて推論していく過程にシビレた私としては、あの胸熱な展開がほとんどカットされていたのはちょっと物足りなさを感じてしまいました。とはいえ、あの長大な物語をうまくまとめ上げ、最後まで観客を飽きさせない「エンターテイメント」に振り切った映画作りはお見事でした!それに何より、小説を読んでいるだけではなかなか想像が追いつかなかった「ロッキー」の姿や、宇宙船の内部状況が、映像化されたことではっきりと目の前に現れたのは、この映画を観た大きな収穫だった気がします。いろいろと語りましたが、あえてハッキリ言わせていただきます。「映画より、小説の方がずっといい!」です(笑)。この作品に関しては、まず映画を観て純粋にエンタメとして楽しんでから、その後にじっくり小説を読んで深く感動する……という順番が一番おすすめですね。映画を観て「面白かった!」と楽しんだ方は、ぜひぜひ原作小説も読んでみることを強くお勧めします!プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 (ハヤカワ文庫SF) [ アンディ・ウィアー ]プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 (ハヤカワ文庫SF) [ アンディ・ウィアー ]
2026.03.29
閲覧総数 226
4

「ラップ塗装」という塗装の方法をご存知ですか?マーブルのようなとてもキレイで意外性のある模様が、比較的簡単にできてしまう塗装方法です。↓こんな感じの塗装です。今回は、この塗装にはまってしまった私の物語を書いてみたいと思います。■ きっかけ前回の記事にも書きましたが、私はメルカリなどのフリマアプリで楽器を購入することがようあります。ある時、その昔(25年ほど前)ヤマハから発売された「QY70」というハンディー・シーケンサが欲しくなり購入しました。「QY70」というハンディー・シーケンサは、前回記事のグルーブボックスの前身といえるような楽曲製作マシンで、サンプラーは無いもののVHSビデオサイズで楽曲製作が完結してしまうという、当時としては画期的なマシンでした。(ヤマハ現社長の中田卓也氏が開発担当だったそうです。)当時私も持っていたのですが、いつのまにか手放してしまっていました。最近になって無性にいじってみたくなり、メルカリをのぞいてみたら当時5万円ほどしたものが7千円ほどで出品されていました。迷うことはありません即購入しました。品物が届いて、動作確認をしましたが全く問題はありませんでした。しかし、25年の歳月は外観に大きな影響を残していました。ホコリや汚れがこびりついて、どんなに拭いても薄汚れた感じが取れません。↓写真ではよくわかりませんが全体に誇りを被った感じでした。そこで、いっそのこと塗装してしまおうと思い立ちました。それも以前YouTubeで見た「ラップ塗装」にチャレンジすることにしました。■ 作業開始「ラップ塗装」というのは、品物を黒色で下地塗塗りして、乾いた後キッチンで使うラップに銀色の塗料を着けてそのラップを不規則に品物にポンポンポンと付けていきます。銀色の模様が適当にできたら、銀色模様の上にメタリック色の塗料をスプレーし乾いたらクリアーペイントをスプレーして出来上がりです。まずは、YouTubeを見て作業方法の確認をしました。↓YouTubeの動画はこちら『百均の缶スプレーでスマホカバーをラップ塗装!』用意するものは、1 ラッカースプレイ ブラック2 ラッカースプレイ シルバー3 ラッカースプレイ クリアー4 ラッカースプレイ メタリック又はキャンディー(赤・緑・青 etc)5 サンドペーパー 800番、1500番6 コンパウンド 細目、微細1~3はダイソーなどの100均で入手できます。4は塗りたい色を用意すればいいのですが、キラキラする色を選んでください。メーカーによってメタリックだったり、キャンディーだったりします。私が使ったのは、 ・イサム塗料のキャンディーカラー緑 ・GSIクレオスのメタリックブルー ・TAMIYA COLOR メタリックレッド ・TAMIYA COLOR メタリックオレンジです。イサム塗料 キャンデーカラー/合成樹脂塗料スプレー 300ml クリヤーグリーン DIY 塗料 塗装 1本GSIクレオス Mr.カラー スプレー S76 メタリックブルータミヤ カラー MINI スプレー塗料 (TS-92) メタリックオレンジ タミヤ模型タミヤ スプレー No.18 TS-18 メタリックレッド プラモデル用塗料 85018作業の手順をまとめると1 800番のサンドペーパーで塗装面を荒らして塗装が乗りやすくする。2 中性洗剤などで洗って油分を取る。3 ブラックスプレーで下地塗装(薄く数回に分けて塗装)。4 ラップにシルバーを着けてブラックの下地の上にランダムに押し付ける。5 メタリックなカラースプレーをシルバーの上に塗装。6 クリアスプレーで表面を固定。7 1500番のサンドペーパーで表面を磨く。8 コンパウンドの細目を微細で表面の最終仕上げ。となります。実際には、QY10を分解して液晶や基盤スイッチなどをはずして外側だけにするのが、結構気を使った作業でしたが、とても楽しく作業ができました。仕上がった作品が下の写真です。チョッと失敗した部分はありましたが、初めてにしては上出来と、大満足の仕上がりでした。その後、ラップ塗装も結構手軽にできることがわかり、家にある汚れた物や自作したものに塗装しては楽しんでます。下の写真は、紙粘土で自作したペンスタンドに塗装した時のものです。興味を持った方は、是非試してみてください。
2023.03.09
閲覧総数 1808
5

素晴らしい音楽アプリを見つけてしまいました!「Moises」という名前のアプリでiPhone・iPadやAndroidそしてパソコンのブラウザでも使えるミュージシャン用アプリです。何ができるかと言うと、使用する端末内に保存されている曲を指定して変換処理を行うと、その曲のボーカルやドラム、ギター、ピアノ、その他等、最大5トラックに分離されたファイルを作成してくれます。それぞれのトラックにはボリュームを調整するフェーダーがありますので、各パートの音量を自由に設定することができます。トラックの中でボーカルのトラックだけをオンにして再生すると。伴奏の音は全くと言っていいくらい聞こえません。逆にボーカルだけをオフにすれば完璧なカラオケができてしまいます。今までよくあったボーカルキャンセル機能なんか問題にならないほどの分離の好さです。ガイド用に小さ目にボーカルを入れたい場合もボーカルトラックの音量を調整すればOKです。出来たカラオケは「Export」ボタンで出力して、ほかの音楽再生ソフトでの利用も可能なところもすごいですね。さらに、曲のスピードを変更したり、ピッチチェンジャーによって音程を変更したり、曲の演奏中にコードを表示してくれたりと、至れり尽くせりの神アプリです。さっそく使い方を見てみましょう。iPadにアプリをインストールしてスタートします。画面が表示されると、既に変換済みの曲が表示されています。私の場合、先に、いきものがかりの「ありがとう」とリー・リトナーの「Etude」で実験しましたので、その曲とサンプル曲が表示されています。新たにカラオケを作りたい曲を追加するために「+」ボタンをクリックして下さい。かなり多くのファイル形式に対応しています。どこから曲を持ってくるか、その場所を指定します。「URL」からもできますし、「iTunes」で購入したファイルや指定のフォルダが選べます。動画も変換可能なので、「カメラロール」もOKです。私の場合「iTunes」を指定しました。ユーミンの「中央フリーウェイ」をカラオケ化したいと思いましたので、検索窓に「中央フリーウェイ」と入力すると、曲のアートワークが表示されます。(2つのアルバムが登録されていました)どちらかをクリックします。どのようにトラックを分離するか、その選択肢が表示されます。無料版の場合は、上の2つ、4トラック又は2トラックが選べます。有料のPremiam版では5トラックも選べます。とりあえず、一番上の4トラックを選択してみます。送信ボタンをクリックするとファイルのアップロード(サーバーへ)、変換(サーバーで)、ダウンロード(端末へ)の順に処理が行われます。メイン画面の左側に「中央フリーウェイ」と表示されていますので、クリックすると曲が再生されます。右側にミキサーのような表示が出ますので、各トラックの音量が自由に調整できます。又、トラックフェーダーの右側の3点メニュー(︙)クリックで音の左右定位も調整できます。上部にはコードも表示されています。すごいですね!右側の下には、テンポやピッチを変えたり、曲をカットしたりできるアイコンが並んでいます。ココ → 「 moises の Webサイト 」にアクセスすればPCのブラウザでこのアプリが使えます。既に返還を実施したファイルは登録された状態で表示されます。Web版では各トラックの音波形も表示されて、見た目もカッコいいです。有料のPremiam版は月額3.99ドルです。買い切りじゃないところがイマイチですね。無料でも十分使えますが、制限がいくつかあります。[無料版の制限]・一月あたり5件のAIオーディオ分離処理・制限つきの楽器分離・標準的な処理キュー(処理のスピード)・曲の長さ5分(ファイル毎)・スマートメトロノームとコード検出:1分までの制限付き・ピッチチェンジャー:2半音までの制限付き・オーディオスピードチェンジャー:制限付き・表示される曲数:4曲までとりあえず、無料版でも素晴らしい機能ですので、しばらく無料版で使ってみようと思います。以前、このブログでも書いた( 「リー・リトナー「Etude」 楽譜見つけました!」 )リー・リトナーの「Etude」を変換してみましたが、ギター演奏だけをオフにして練習すると、とっても気持ちよく練習できました。耳コピするのにも最適ですね。ぜひ試してみてください。
2023.04.19
閲覧総数 54
6

昨年・今年と若いころから親しんできたミュージシャンの訃報が相次いで寂しい思いをしてきましたが、それをきっかけとして70年代・80年代などの昔の曲をよく聴くようになりました。もちろん存命中の方の作品も多く聴いています。昔の曲を聴きながらネットで資料を検索しては、昔を懐かしみつつ色々な曲との出会いを楽しんでいます。そんなことを繰り返しているうちに、今さらながら細野晴臣さんの存在感の大きさ・偉大さをあらためて感じました。そして、昨年「細野晴臣と彼らの時代」という一冊の本と出会い、大きな感銘を受けたのを思い出し、もう一度読み返してみました。この「細野晴臣と彼らの時代」という本は、500ページ以上の分厚い本で結構読みごたえがありますが、昨年の私の読んだ本ベスト3に入る素晴らしい本です。細野晴臣と彼らの時代 [ 門間 雄介 ]細野さんの幼少時代から現在までを、膨大な資料とインタビューや周辺取材を元にわりと淡々と書き連ねています。とても丁寧に時系列に沿って記述されているので、そのころの音楽に思い入れのある人には読むのを止められないと思います。ジャンルは違いますが、膨大な資料と丁寧な取材で構成された作品として、「フェルマーの最終定理」や「木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」などの本と同じ雰囲気も感じました。読んでいる瞬間が楽しくて、私はこんな本が大好きです。題名に『彼らの時代』とあるように、細野さんだけでなく大瀧詠一さん・松本隆さん・坂本龍一さんなど細野さんと関連のあった多くのミュージシャンを含めた、日本のポップ・ロック史になっている優れた読み物です。大瀧さんや坂本さんとの確執や和解のくだりも印象に残るエピソードでした。また、彼らが青春しているエピソードも興味深いものでした。この本を読むと、細野さんの思いや好みそして人間性の一部を知ることができ、曲を聴くときの深みが変わります。読んでよかったと思います。これからも、何回か読み返す本になるのでしょうね。なにより、こんな音楽家が現在も活躍中なのがうれしいですね。現在75歳だそうですが、多くのミュージシャンに影響を与えながら、もっともっと自身の楽曲を発表していってもらいたいものです。機会があったら、ライブにも行ってみたいな~。Youtubeで、細野さんのソロ・デビューアルバムの中にある「終わりの季節」という私の大好きな曲を矢野顕子さんとデュエットしている動画があったので紹介しておきます。
2023.05.21
閲覧総数 379
7

今日は、私が大ファンであるジャズピアニスト、キース・ジャレットの新しいアルバムについてお話ししたいと思います。実はこの3月、彼の新アルバムがリリースされました!「新アルバム」と言っても、ご存知の方も多い通り、キースは8年前に発症した脳卒中の影響で、現在は事実上の引退状態にあります。そのため今回の作品は新録音ではなく、彼がこれまでに残してきた数々の名曲・名演奏の中から選りすぐられた、いわば「究極のベスト盤」的な内容になっています。まず驚かされるのが、その圧倒的なボリュームです。なんと収録時間は約4時間、全35曲!キースの美しいピアノの響きをこれでもかというほどたっぷりと味わえる、ファンにとっては大満足、感涙もののアルバムになっています。ちなみにこの作品、市販のCDやレコードでの販売はありません。「Amazon Music」や「Spotify」「YouTube Music」といった音楽配信サービス限定でのリリースなんです。物理メディアの収録可能時間に縛られない「配信だからこそ」実現できた、この超・長時間アルバム。こればかりは今の時代に感謝ですね。アルバムのタイトルは『Late at Night』。その名の通り、まさに「夜遅くに聴く」のにぴったりな、静かで味わい深いバラードやスタンダード曲を中心に構成されています。一音一音が本当に美しくて、「まさに音楽の美そのもの」とため息が出てしまうほど。もう、たまりません。薄暗くした部屋で、お気に入りのグラスを傾けながらじっくりと音の波に身を委ねるのも最高ですし、読書のお供としてバックグラウンドで静かに流しておくのにもぴったり。「まさにこんなアルバムが欲しかったんだ!」と、私がずっと待ち焦がれていたような作品です。長年のジャズファンやキース・ファンの方はもちろんですが、「これからジャズを聴いてみたい」という方の入門編としても最適な一枚だと思います。春の夜、ぜひ皆さんもゆったりとくつろぎながら、極上のピアノの響きに耳を傾けてみてくださいね。
2026.04.12
閲覧総数 707
8

■ コックピット願望飛行機の操縦席(コックピット)のように、自分の部屋を電子機器で埋め尽くし、周りをスイッチやレバー、ノブ、表示パネルに囲まれていたいという人もいると思いますが、私もそのコックピット願望が激しい人の一人です。特に中年以上の理系男性に多いようですね。私の部屋も徐々にそんな環境に近づいてきています。機材に埋め尽くされた部屋にいるだけで幸福感で満たされます。次に私の部屋に置くべき機材は何かと考えた時「次は、MTRだ!」と思いました。■ MTRMTRは音楽を多重録音するための録音機です。Multi Track Recorder の略です。その昔、録音媒体が磁気テープだったころ、録音機はテープレコーダーと呼ばれていました。最初はモノラルで、テープに往復1トラックづつの2トラックのレコーダーでしたが、ステレオになると片道2トラック(左・右)で往復4トラックになりました。片道の録音や再生が終わるとテープを裏返して復路の録音・再生をしていました。その内、家庭での個人録音が盛んになると、片道だけの4トラック同時再生ができるレコーダーが開発されました。そしてそのレコーダーは1・2トラックを再生しながら3トラックを録音したり、1・2・3トラックを合体させて4トラックに録音し、さらに1・2・3トラックを消して別のパートを録音するというピンポン録音というテクニックまで可能にしました。これがMTRです。MTRでピンポン録音を使えば、理論上無限に録音パートを増やしていけます。ただし録音を重ねると音質がドンドン劣化していきますので、限界はありましたが如何に音質劣化を防ぐかが腕の見せ所でもありました。最初は、オープンリールテープでしたが、カセットテープからCDレコーダー、ハードディスク・レコーダーへと進化し、4トラックから8・16・32とトラック数も増え、さらにアナログからデジタルへの方式変更もあり音質劣化は考えなくてもいい時代になりました。もう無制限にパートを重ねることが可能です。■ MTRアプリパソコンが普及しパソコンの能力も上がってくると、MTRはPCソフト、スマホ・タブレットのMTRアプリが登場するようになりました。ソフトなので価格は安いし、無料版もあったりして手軽に入手できますし、機能も充実しハードのMTRより機能的に勝ってきています。又、音楽制作用のDAWと言われるソフトもMTRの機能を内蔵しています。こんな状況で、ハードのレコーダーはプロやマニアの所有物という感覚になりつつあります。私も、ここ最近はハードのレコーダーには興味がなく、全く意識の外にありました。しかし、ソフトのMTRは使いにくい点もいくつかあります。 ・パソコンを立ち上げたりで、使いたい時にサッと使えない。 ・多くの楽器を同時録音するのは苦手。 ・設定やPC能力により音遅延や音割れが発生。 ・マウスやキーボードでの操作では直感的に操作できない。などです。私も、これから多重録音で楽しんでいきたいなと考えた時、昔の様にシンプルに楽しく録音するために、ハードのレコーダーを検討してみることにしました。■ TASCAM低価格で高性能、しかも使いやすいものを調べていたら、TEACのTASCAMとZoomが絞られてきました。どちらも甲乙つけがたく、迷うところです。机の上や持ち出して使うことを考えてポータブルなタイプを調べていたのですが、いろいろと調べていくうちに、TASCAMの24トラックや32トラックで格安の機種を見つけてしまいました。TASCAMの「DP-32SD(32トラック)」と「DP-24SD(24トラック)」です。録音スタジオのミキサー卓のような、ハード感満載のこの面構えが最高です。コックピット願望を持つ私にとっては、憧れのスタイルです。ぜひ、部屋に置いてみたい!30年以上の歴史のあるPORTSTUDIOシリーズのコンセプトを受け継ぐ機種ですので、操作性も直感的で良さそうです。フルカラーLCDや光るボタンでカッコイイです。昔から音響技術では定評のあるTEACなので音も評判良いようです。MTRを初めて購入した時は、4トラックのオープンリールで、たしか24万円程したと思いました。こんな先進の機材が4万円台で購入できてしまうなんて夢のようですね。TASCAM(タスカム) DP-32SD マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO 32トラック SD/SDHC MTR 高音質 音楽制作 ギター ボーカル バンド録音TASCAM(タスカム) DP-24SD マルチトラックレコーダー DIGITAL PORTASTUDIO 24トラック SD/SDHC MTR 高音質 音楽制作 ギター ボーカル バンド録音心を落ち着けて、じっくりと検討してみたいと思います。次の機会には、ポータブルなTEACとZoomのレコーダーをしっかり調べてお知らせしようと思います。
2023.03.31
閲覧総数 948

![]()
