楽しく ひまつぶし Labo

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2023.06.13
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カテゴリ: 読書
2017年下半期の直木賞受賞作で最近映画にもなった「銀河鉄道の父」の作者である門井慶喜さんの作品の「なぜ秀吉は」を読んでみました。


門井さんの作品は「家康、江戸を建てる」しか読んだことはありませんが、この「家康、江戸を建てる」があまりに面白くて一冊でファンになりました。ある書評では『これは江戸時代のプロジェクト✕だ!』と書いあったのが印象に残っています。
関東に転封になった家康が、どのようにして江戸を作っていったかが5つの話で語られていて、とても楽しく読んだのを記憶しています。

​
家康、江戸を建てる (祥伝社文庫) [ 門井慶喜 ]

その門井さんの作品で「なぜ秀吉は」というちょっと変わった「どうする家康」的タイトルの本を目にしたので読んでみることにしました。

秀吉の晩年には疑問を持つような行動が結構あるのですが、文禄・慶長の役といわれる朝鮮出兵も間違いなく「なぜ?」と言いたくなる謎です。

この作品はその謎にこだわって、どうして秀吉が朝鮮出兵を行ったかを色々な登場人物に語らせています。最後には秀吉の語りもでてきますが、果たして本音かどうかもちょっと謎と言うようなお話でした。

はっきり言って、読みやすくて引き込まれる部分も多いのですが、話自体があまりドラマチックとは言えないためか、読後の印象はチョッともの足りない感じではありました。

秀吉晩年の時代状況や、どうして北九州の名護屋が出兵の拠点として選ばれたか、名護屋はどんな町だったかなど今まで知らない情報も知ることができてそれなりの満足感はありました。


なぜ秀吉は [ 門井慶喜 ] ​

もう少し門井さんの作品を読んでみたくなりました。





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最終更新日  2023.06.13 10:08:17
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