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2006年06月10日
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カテゴリ: 本に親しむ
 3章から構成されている。文脈という基本、響く身体・温かい身体、

会話の妙味と感じた。

以下、印象に残った部分を要約抜粋

  「人の話を聞いたという証はその話を再生できるということである」
 この原則を共有することでコミュニケーション力のレベルは桁違いに
 高くなるはず。

  「会議で肝心なことは現実を変える具体的なアイディアを一つでも
 いいから出すこと。それがゴールである。それ以外のことは全くパスに

 しているだけ」

  「私がいつも不満に思っているのは日本は否定的な意見を言う人が
 それなりの評価を受けているということだ」(P156) ←この部分は
 全く持って同感である。


「過去・未来を見通す」という章での内容が特に圧巻である。

  「ルドルフ・シュタイナーの本を読んでいるときに、人間を種子として
 見よという言葉があった。相手を現在のあり方だけで見るのではなく、
 その人の遥か過去と未来を見通して見ろということであった。
  どこから来てどこへ行くのか。どういう過去からやってきてどういう
 未来に向かって行こうとしているのか、そういう途上の人として現在の
 相手を見る。

  そのような連続した生として相手を見ること自体が、相手に対する
 見方を変えるのである。遺伝子という決定的な運命を担う存在として
 人間はその生を生きなければならない。そうした宿命を負う者同士として
 お互いを見ることができれば、コミュニケーションの余裕も変わってくるに
 違いない。」



  「コミュニケーションを通じて人は生きる意欲を湧かせている。
 コミュニケーションこそが生命力の源なのだ。川が流れることによって
 川であるように、人は感情や意思を他と交流させることで人であり続け
 られる。
  コミュニケーションという営為は人間の根幹を成している。
  どんな状態でもどんな相手とでもコミュニケーションは可能だ。そう
 確信することで現実は明るさを増してくるだろう。」

何とも中身が濃い本である。

コミュニケーション力






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最終更新日  2006年06月10日 21時30分25秒
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