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2019年10月27日
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カテゴリ: 本に親しむ
副題は~発想・思考を生み出す技法~

編集という言葉に含む面白さを知り、編集という言葉を意識しだしたのはたぶん12年前に著者の本を読んだころだと思う。

以下、目次

はじめに 知の愉快・方法の冒険

第一章 編集は誰にでもできる
 通訳名人と編集名人/文化と文脈を編集する/句読点を動かしてみる/「情報の様子」に目をつける/会話の中に現れている編集術/小説の中の会話/乱世をどう編集していくか/関係を発見するために

第二章 編集は遊びから生まれる
 子供の遊びにひそむ編集/子供の極意=「ごっこ」「しりとり」「宝さがし」/よく遊び・よく学び・よく編集せよ/カイヨウの遊びの4分類/スポーツ・ルールの編集術/法という編集の世界/堅い法律・柔らかい法律/コンパイルとエディットのちがい/編集的連続性に注目する

第三章 要約編集と連想編集


第四章 編集技法のパレード
 剣道と「鳴らぬさきの鐘」/連想ゲームにひそむもの/情報はひとりでいられない/「いいかえ」が思想をかたどっていく/12の編集用法にとりくむ/めくるめく64編集技法の世界

第五章 編集を彩る人々
 武満徹のエディターシップ/編集名人たちの職人芸/そこに「方法の魂」はあるか/知のテイストと情報コンディション/私の好きな読書法/文字のクセが表現を変える/注意のカーソルをハイパーリンクさせる/情報のライフサイクル/「編集8段階」の不思議

第六章 編集しない編集傾向
 1日の出来事を書き出してみる/コピーライターになってみる/ジョージルーカスの定番プロット/俳句マスキング・エクササイズ/速読術に王道はあるか/情報を整理してみる/記号上手はノート上手/手話に潜む編集力/これからの編集文化

以下、本文から“”部、抜粋引用

 “こんなことを書くと結論めくが、編集でいちばん大事なことは、さまざまな事実や事態や現象を別々に放っておかないで、それらの「あいだ」にひそむ関係を発見することにある。そしてこれらをじっくりつなげていくことにある”

 “‥‥‥「リンゴ」には、たとえば「エデンの園のリンゴ」や「アップル・コンピューター」や「ニュートンのリンゴのエピソード」や「美空ひばりのりんご追分」や「並木路子のりんごの歌」やまたさまざま々な個人的な思い出などが含まれるのだから、「リンゴ」をひとつの情報素材として、これをきっかけに自由にイメージの翼を広げてみようというのが、エディティングの基本的な発想になる。つまり、そこ(ある情報)にひそむイメージの様子をふくらませて解釈を動かしていくこと、それがエディティングの起動なのである”

 “社会は編集的連続性に満ちている。人間の社会にひそむ編集的方法を領域をまたいで抽出する試みこそが、いま待望されている”

 “情報を年表や地図や図表にする

 これほど編集のしかたによっては特徴が変化する方法もないからだ“

 “編集とは、すべてを準備しきることではなく、その場に臨んでおこる感興を残しておくことに、本当の職人芸が隠れて出てくるものなのだ。”

 “一日の出来事を思い出して書くという単純な作業を通して、編集術というもののアウトラインを知るようになっている。
 ‥‥‥
 まず頭の中で「情報化」というものが起こっている。ついでその情報化された出来事を並べる時に「編集化」がおこる。日記を書く時も同じことで、どうしても接続関係が気になるはずであり、その接続詞を少しでも意識することが編集につながるのである。“




 “情報は一人ではいられない”

 “たとえば旅行にはまことに多様な編集術がひそんでいるというべきである。”

 “「見るとは、二度以上見ることである」このマルセル・デュシャンの言葉を忘れないでほしい”




 「情報は一人ではいられない」こんな言葉にかかると、 一見、関係なさそうな事柄であっても、何らかの関係性を築けないかと頭の中がモヤモヤと動き出す。そこで、たま~
に意外な共通点がみつかりピカッと光ることがある。これがたまらない感動。

 あのスティーブ・ジョブズも関係ないと思っていてもいつかつながるときがあると言っていたように、世の中にある、ありとあらゆることがすべて何らかの関係があるという前提に立って、

 すべては編集というキーワードに集約されるとの思いで日々を過ごしている。そんな中、人生をどのように編集するかが目下、最大の関心事。とりわけ残された日々をどう編集するか、そんなことを考えながら一日いちにちを過ごすようにしている。

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最終更新日  2019年10月28日 11時09分58秒
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