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2025年07月23日
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カテゴリ: 本に親しむ
島青志著「いつもひらめいている人の頭の中」

まずは以下、目次

はじめに
 「ひらめき」「創造性」は誰もが平等に持っている
 ダイソンもAirbnbも、元はちょっとした「ひらめき」 4
 「ひらめき」は人生を決める瞬間
 日本経済が弱くなったのは「ひらめき」が失われたから?
 1%のひらめきがあれば99%の努力は不要
 創造力の限界は誰でも超えることができる


第一章 真面目に頑張る人は
 ひらめきを邪魔するメカニズム
 ひらめかない
 あなたのひらめきを邪魔しているもの
 ノルマや苦労を自分に課してはいけない
 一番になることを目標にしてはいけない
 上司や先輩、顧客や現場の意見を採用してはいけない
 ホウ・レン・ソウをしてはいけない
 自分の考えに自信を持ってはいけない
 業務マニュアルに従ってはいけない
 ミスをしないようにしてはいけない

 効率性を追い求めてはいけない 2
 脳トレに意味はない

第二章 ひらめきのメカニズム
 「感情」「美」が限界(リミッター)を外す鍵
 自らが設定し強化している思考の限界

 囲碁や将棋の棋士は「長考」の間に何を考えているのか
 感情の赴くままに決断すればうまくいく?
 もし感情がなくなったら「決断」ができなくなる
 美意識が鍵となる理由
 美(アート)と狩り(ビジネス)では脳の同じ部分が活性化する
 美意識によってひらめきは起こる

第三章 実践! ひらめきの4プロセス
 これだけ意識すれば常にひらめきが手に入る
 STEP1 ひらめきの材料をインプットする
  食べなければ卵は産めない
  ひらめきは既存知識の新たな組み合わせ
  イノベーション:新結合の本質
  イノベーション企業が「両利きの経営」をしている理由
  知識のつながりを大切にする
  興味があることを掘り進めろ!
  知識の暗記は悪循環に陥る
  積ん読のすすめ・・・・・・線やメモは鉛筆で
  知の探索をしに「リアル書店」へ行け! 日
  雑談は「ひらめきの種」の宝庫
 STEP2 無意識の力を強化する
  コツは「何もしない」こと
  無意識の段階で起こっていること
  ひらめきを導く美意識の力
  絵画鑑賞でひらめき力を高める方法
  対話型鑑賞法で創造性を深める
 STEP3 ひらめき!の瞬間
  アルキメデスの「ユーレカ!」の瞬間を解明する
  良いひ ふひらめき きを見逃さない ないデザイン思考
  デザイン思考の具体的な事例
  アートとデザインの狭間で 両で起きる良いひらめき
  ビジネスのデザインは単 は単語と線だけで描く
  ひらめきのポイントとデザインのコツがわか わかる物語相関図
  タイヤメーカーがレストランガイド イドをつくった理由 由
  なぜ私鉄のターミナル駅 ル駅には、必ず百貨店があるのか?
  持続可能な なシステムをつくるための仕組み化
 STEP4 失敗の発見と研磨
  「失敗したのではない。1万通りのうまくいかない方法を発見したのだ」
  思考はやめる
  振り返りと改善を繰り返して指数的成長
  二重螺旋フィードバックで賢く失敗せよ!
  小さく四つのプロセスを回す
  目的は変えずに、目標を柔軟に変える
  感謝の気持ちがひらめきや創造性を飛躍させる

第四章 ひらめき脳をつくる日常習慣
 ひらめき力をつけて豊かな人生を
 呼吸で意識と無意識をコントロールする
 スポーツが「ひらめき」に良い理由
 考えが行き詰まったら、リズミカルに散歩
 カラオケで創造力を育てる
 よくわからないアートを楽しむ
 家族や友人、趣味の時間を大切に
 ストレスと創造性の関係
 お酒との付き合いはほどほどに
 スマホはひらめきの大敵
 日記やブログが脳に良い理由
 SF小説は、ひらめきの宝庫
 知らないところを旅してみよう
 好奇心を大切にしよう
 冒険心がひらめきを生む
 AIと人間の「創造性」の違い
 AIは決してひらめかない


以下“”部、本文から抜粋引用

 “100年以上も前から、ひらめきや創造性は「美」と深い関係にあることも知られています。
「三体問題」や「ポアンカレ予想」など、数々の数学的発見を行ったことで知られる数学 のアンリ・ポアンカレは、1908年に刊行された『科学と方法』(岩波文庫)の中で、 ひらめきや創造性というのは、「知の美しい組み合わせ方」であると述べています。
私たちが新しいアイデアを創り出したり、新しい発見を行ったりすることは、何もない ところから生み出しているのではなく、私たちが今まで蓄えてきた(インプットされた) 知識を、脳が最適な形で組み合わせることによりなされています。
ここでいう「最適な形」を脳がどのように判断しているかというと、これが「美意識」 であるとポアンカレは述べたのです。“


 “「アイデアは既存の知の組み合わせ」と述べましたが、そもそも知識というもの自体、単独で存在するものではなく、他の知識とつながり合うことで初めて意味を持ちます。
単なる暗記に終始するのではなく、それがどのように他と関連し、どう役立つのかを意識することが重要です。このようにして得られた知識のほうが、深く理解され実際の場面で使えるものとなります。“


 “『文章は、「転」。〈自分の言葉〉で書く技術』(フォレスト出版)の著者・近藤康太郎さんは、AIが「起」や「承」、あるいは「結」を生成できたとしても、「転」を生み出すことはで きないと指摘しています。
それは、「転」が、ある出来事に直面したときの感情や考えから生まれるものであり そこには個々の人間が持つ「自分」という存在が深く関わっているからです。どのように 生き、何を感じ、どんな風に世界を見ているのか―――そういった経験や視点が「転」の本質をつくり上げています。“

        …………………………………………


最近は経営学やアイデア本において、美意識やアートについて話題にあげる人が多いが、
美意識の必要性について、今から遡ること100年近く前にポアンカレも取り上げていたとは、
知らなかった。

知識が他の知識とつながり合うことで初めて意味を持つようになる。これは、松岡正剛氏の著書にも「情報は他の情報と繋がりたがっている」という言葉を思い出させた。

また、書くことによって、今まで蓄えていた情報が繋がることもしばしば経験していて、確かに、起承転結の「転」は、いろいろな体験や培った感性によりもたらされる独自のものなので、その「転」重要性も腑に落ちた。


気づきやひらめきの快感は別格なので、幾つになってもそんなひと時が訪れることを頭の片隅において過ごしたい。

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最終更新日  2026年05月21日 10時21分18秒
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