この蹴り落としの威力といい、
技だけでなく、スイリューは身体能力も十分人間離れしていますね。
Ａ級ヒーローを倒したこともそうですが、これを見る限り十分Ｓ級ヒーロークラスの強さがありそう。

そして地面に埋まるサイタマ・・・
なんだかグランドドラゴン戦を思い出します(笑)

驚愕する選手ドン引きする観客

驚愕する選手達とドン引きする観客達。
第三者の彼らの反応に対して、当事者でありながら終始気の抜けた表情のサイタマの反応の差が面白いですね(笑)

スイリューがずっと足技しか使っていないことに加え、よく見るとサイタマの頭ばかりを狙っているのは、スイリューが今までの試合通りサイタマのことも一撃で仕留めようとしているからなんでしょうね。
その結果サイタマはカツラの箇所ばかりを狙われることになると・・・
今回サイタマがガードしているのも、カツラに直接当たりそうな攻撃だけですし。

メタ的な話をすると、スイリューがサイタマに倣って一撃決着にこだわっていたのもストーリー的に意味があったんですね。
さすがのストーリー作り！！

これはヤバい

このシーン。 「スイリューが強すぎてヤバい」 でないことは確かですが、サイタマが思ったのは
スイリューがカツラを狙っているように見えてのヤバいなのか。
ついつい攻撃して一撃で終わってしまうことについてのヤバいなのか。
最後の方で 『今のも危なかった・・・』 って言っていますし、恐らく後者かな？

場面変わって、怪人に襲撃されるヒーロー総合病院。

怪人と戦うタンクトッパー達

このコマに映るのは、
（恐らく）Ｂ級Ｃ級ヒーローのタンクトッパー達と、
（恐らく）災害レベル狼の怪人達の戦い。

今までＢ級以下のヒーローは、災害レベル鬼とか竜相手に蹂躙されるシーンばかり描かれていましたが、戦闘力の近い災害レベルの怪人相手に互角に戦っているシーンは思えば貴重ですね。

ちなみに戦っているタンクトッパー達は、９巻の176ページのタンクトッパー図鑑に載っている、
右から
『タンクトップハッター』
『タンクトップロカビリー』
『タンクトップガール』
『タンクトップアルデンテ』
達のようです。

俺が退く訳にはいかない・・・!!!

恐らく格上の怪人ギョフリー相手に、全く引かない無免ライダーが相変わらず格好良い！！！
そのまままたやられてしまうのかと思いましたが、タンクトップマスターへのアシストによって無事怪人を撃破。
自分自身の力だけではどうにもならなくても、自分にやれることを精一杯やる。
働く人間として見習いたいですね！

（主に舎弟達のせいで）とくに好感度が高くもなかったタンクトップマスターですが、無免ライダーと連携して怪人を倒したことで、タンクトップマスターの好感度が100くらい上がった！！！

タンクトップマスター『立てるか？無免ライダー』
無免ライダー『立つさ・・・！』
ここの無免ライダーの返しが格好良すぎる・・・ッ！！！

ただそんな格好良いやり取りの中、
『タンクトップも着ずにムチャをするな。』
のタンクトップマスターの台詞が意味不明で面白すぎるｗｗｗｗｗ

病院で必死に戦うヒーロー達がいるなか、彼らの存在を馬鹿にするスイリュー。
ここでサイタマの表情が変わる。

自分が目指し、そして今歩み続けているヒーローの道を、
プロヒーローになってから出会ってきた、様々なヒーロー達が進んできたヒーローの道を、
馬鹿にされたことで、静かな怒りを抱いているのか。
スイリューにカツラを吹き飛ばされても、全く意に介していません。

スイリューのサービスシーン

サイタマが軽く振るった拳の風圧を受け、髪も解け、服も千切れ、無様なサービスシーンを晒してしまうスイリュー。
もうこれは勝負を楽しむどころではありませんね。
次回の反応が楽しみですが、スイリューの表情を見る限り、圧倒的実力の差だけはわかったようです。

いくらヒーロー達を馬鹿にしていても、本当はそのヒーローの1人にに手も足も出ない。
これでスイリューの考えはどう変わっていくのか・・・

そしてカツラの取れてしまったサイタマ。

ニガムシ相手には 「元々実はハゲていた」 とでも言えばどうにか言い訳は通りそうですが、
『・・・にしてもあの対戦相手・・・どこかで見覚えが・・・』
と言っているスネックには、確実に正体がバレてしまったでしょうね・・・
サイタマが自ら棄権したりしない限り、この勝負自体は確実にサイタマの勝利でしょうが、その前にこれが理由で失格になってしまうのか・・・

スネックが大会委員会に告げ口するのかどうか、気になるところですね。
サイタマのことが嫌いな彼は、告げ口してしまうのか。
それともヒーロー界全体の誇りのために、自分を倒したスイリューをサイタマが倒してくれることを願うのか。

ただそれよりも先に、ゴウケツが乱入してきちゃいそうですけど・・・！！

待て次回！！