かかかノの家　こおしんのブログ

このストーリーの時系列はＧ１９実装当時のものです。
また、このシリーズの更新感覚は不定期となりますのでご了承ください。

---

前回 のあらすじ
バストサイズが謎の女騎士が現れた。

---

あっ、コオシン！
こないだは助けてくれてありがとうね。




お、ラサちゃん。
元気になったなら良かった♪


知ってると思うけど、あそこはコヨーテが多くて危ないよ。




それがさ。
シドスネッターの方から光の柱が上がってた噂のこと、ディリスと話してたらついヒートアップしちゃってね～。
隕石は空から落ちるものであって、地面から上がってくものじゃないってどんなに説明をしても認めないからね～。

ハァ～。
あの子、イメンマハで何を勉強してきたっていうのかしら。
しっかりしてそうに見えて、たまに天然なところもあるのよ～。
コオシンもそう思わない？




（ノーコメントにしとこう・・・
下手なこと言うと、全部僕が言ったことにされかねない。）

それってつまり、ディリスと喧嘩して、噂の真偽について確かめに行ったってこと？
無事だから良かったけど、あんまり危ない場所行っちゃ駄目だよ。
そこでモンスターに襲われたの？




そうね。
そのモンスターの件で話がしたかったのよ。
あのモンスター・・・なにか変だったわ。

魔法を弾き返すモンスターとか、魔法を吸収するモンスターとか 世の中にいろんなタイプのモンスターがいるのはコオシンならもちろん知ってるわよね？
でも・・・
あのモンスターは何かが違ってた。
まるで・・・あたしの攻撃を「無視」・・・してるような。
そうね、まるでグラスに入った水に息を吹きかけると水面が揺れるみたいに、あたしの攻撃でちょっとぐらつくだけだったわ～。
攻撃が全く通じなかったのよ。

コオシンはどうやって倒したの？




ああ、それなら君を助けるのに協力してくれた女騎士さんが倒してくれたよ。
ピルアスさんとこに泊まってた人。
僕は手伝っただけ。




そう！あたしが気になるのはそこだわ！
あの時、あたしを助けに来てくれた人たちがいたんだって～？
その人たちはモンスターを倒せる特殊な技術を知っているようだけど・・・。
コオシン、心当たりある？




・・・ いや、全然。




そっか・・・。
ねぇ、その人たち、今どこにいるか知ってる？
お礼を言うついでに、ちょっといろいろと聞いてみたいわ。




う～ん。
それが僕もわかんないんだよね～




残念。
もしその人たちを見つけたら伝えてくれない？
私が是非お礼を言いたいと言っていたって。

・・・それと、コオシンも本当にありがとう。




いやいや、そんな大したことはしてないから。




あ、それと１つ質問なんだけど、
コオシン、 私を助けるとき どさくさに紛れて体あちこち触ったり しなかった？




ん？
・・・
いやー、ハハハハハ。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・




とにかく、コオシンにも本当感謝してるから。




ハハハハハ。
まぁラサちゃんがアイカワラズ元気そうでヨカッタヨ。

---

（さて。
ラサちゃんのお礼を伝えるって用事も大事だけど、なにより僕も彼女達に興味があるんだよな。

まず、
・彼女、アヴェリンの使っていた”あの力”はいったいなんなのか。
”僕の使える力”と同じもの なのか。それとも・・・

そして
・彼女達が属している組織とは一体なんなのか。
その組織が、彼女が使っていたあの力と無関係とは考えづらい。

最後に
・彼女のバストサイズはいったいどれくらいなのか。
大抵の女性のバストサイズならひと目でわかる僕でも、おっぱいアーマー越しでは彼女のバストサイズを推測することが出来なかった。
僕がもっと強力なおっぱい好きなら、鎧の隙間から漏れ出る空気の流れから推測することも出来たんだろうけど・・・まだまだ修行が足りないな。

今ある情報では、いったいどこに行けば彼女たちに会えるのか検討もつかないけど、 でも誰かを探すなら・・・ ）

---

【コオシン】
ジュニア、ちょっとレーダーで探してもらいたいものがあるんだけどいい？


【ジュニア】
え？ いーよ！
なにをさがせばいーの？




えーっと・・・
（そういえば何を探させればいいんだ・・・？
剣・・・だとたくさん見つかり過ぎちゃうし、鎧・・・でも同じことだし・・・
彼らだけが持っていたようなもの ・・・）

あ、そうだ！ジュニア。


おっぱいアーマー レーダーとかない？




・・・？
おっぱいアーマーってなに・・・？




（さすがにおっぱいアーマーレーダーは無かったか・・・）

いや、無いんならいいんだ！
有難う！




ねえ！
おっぱいアーマーってなに！？




そうだね。
それは今度ソラお兄ちゃんに聞いてみるといいよ。

（さて、ジュニアでも探せないとなると・・・
他に手がかりを知っていそうなのは・・・）

---

【ピルアス】
いらっしゃいませ。コオシンさん。
何かご用ですか？


【コオシン】
ねぇねぇピルアス。
この間までここに アルターって男の子 と アヴェリンって女性 が泊まってたでしょ。
彼女達が今どこにいるのか知らない？




【ピルアス】
ああ、あの騎士さんたちの事ですね。
あの方たちはコオシンさんのお知り合いじゃなかったんですか？
アルターさんはずいぶんコオシンさんのことに詳しかったようなので、お友達なのかと思ったんですが・・・。




いや、出会ったのは昨日が始めてだね。
だから友達ってほどでもないよ。 （僕のストーカーではあるかもしれないけど・・・）




そうなんですか。
その方たちは昨日旅立たれましたよ。
ノラはあれからずっと元気がないんです。ハハハッ・・・。




アハハ、そうみたいね。
落ち込んでたって、うちの娘から聞いたよ。

それで、彼らがどこに行ったのかピルアスは知らない？




そうですね・・・。 私は旅立つお客さんに、これからどこに行かれるのか軽く聞いているんです。
もちろん単なる挨拶代わりなので、たいていの場合、すぐに忘れるんですが・・・。
昨日旅立たれた女騎士さんの返事はちょっと変わっていて今も覚えているんです。

「神の導きに従うだけです。」

・・・とね。
あれはかなり印象に残りましたよ。




（ 「神の導き」 ・・・
神ってまさか・・・いったい ”どの神” の導きだ？）

なるほどね。 有難う！ ピルアス。
ちょっと探してみるよ。

---

【メイブン】
聖堂へようこそ。
コオシンさん、何かお手伝いしましょうか？


【コオシン】
メイブン司祭、ちょっと聞きたいことがあるんだけど。
昨日までピルアスの旅館に泊まっていた、男女二人組の騎士のこと知らない？




【メイブン】
うむ・・・、そんな人たちがティルコネイルに？
すみませんが、私はよく分かりませんね・・・。

業務が重なり、ずっと聖堂にこもりっぱなしで・・・
そういう方々に会う機会は滅多にないのです。




メイブン司祭、結構忙しいの？
もう歳なんだから、無理しないでね。
忙しいとこ有難う。

（メイブン司祭が知らないってことは、ライミラク教団の関係者では無いのかな？
でも、もしかしたら教団の他から依頼されて来たのかもしれないし、もっと詳しそうな人に聞いてみるか・・・）

---

ダンバートン

（さて・・・ どうしよう・・・
裏事情にも結構詳しいクリステルなら と思って、ダンバートンまで来たのはいいものの・・・ あの一件 以来、彼女とはちょっと気まずいんだよな～・・・

もう気にしてないといいんだけど・・・）




【クマ神父】
クマ？ この匂いは・・・コオシンさん。
どうしたクマー？


【コオシン】
あれ、 クマ神父 。
クリステルは？




クマー！
クリステル司祭なら、今日はイメンマハの定期ボランテイアクマよ。
だから今日はクマがお留守番クマ。




（ﾎｯ・・・ 今はいないのか。）

あ～、なるほど。
定期ボランティアの日か・・・
じゃあいいや。

・・・ねぇ、ちなみにクマ神父は、 教団所属の騎士がいる とかって話 聞いたことある？
もしくは、 アルター とか アヴェリン って人と会ったことととか。




・・・騎士団クマー？
聞いたことないクマね。
その人達もたぶん会ったことないクマ。
そういうことは、やっぱりクリステル司祭のほうが詳しいんじゃないクマね？




そっか～
やっぱりクリステルに聞いてみないとかな～・・

有難う。
ちょっとイメンマハに行ってみるよ。
じゃ、また！




コオシン。
神はいつもあなたを見ているクマよ。
それを忘れないでクマ。

---

イメンマハ

【ウィロウ】
そうか。コオシン。
君はクリステル司祭と、その女騎士を探しているんだね。




はい。
ジェームス神父には 「ウィロウ司祭に聞いてみてください」 って言われて。

あ、あと探してるのはアルターっていう少年もですね。
まぁ２人の居場所さえわかれば、クリステルのことは大丈夫なんですけど。




【ウィロウ】
残念ながらコオシン。
君にその女性達の居場所は教えられない。




え！？ なんでですか？
（まさかウィロウ司祭、なにか事情を知って・・・）




そうやってまた、その女性達にセクハラでもする気なんだろう？
そういうわけにはいかないよ。
悔い改めなさい。




めっちゃ疑われてる！！！

ちょ！違いますよ！ ウィロウ司祭！！
今回は そんなつもりじゃありませんから！




今回は？
じゃあいつもはそういうつもりで女性を探しているのかね？




はい！そうです！！！！！




じゃあ駄目だね！！！！！

---

バンホールへの道

【コオシン】
（クッソ～・・・しまったな～・・・
つい正直に言ってしまった・・・

ウィロウ司祭に口止めされてるのか、ジェームスも何も教えてくれないし。
探しても見つからないし。
仕方ないから、次はバンホールにでも行ってみるか。

・・・

・・・

・・・

ん！？
あそこにいるのは・・・！！）






アヴェリン！
まさかこんなところで会えるとは思ってなかったよ。
またここで任務かなにか？




こんにちは。コオシンさん。
二度と会う事はないと思いましたが・・・ 残念ながら私のほうから会いに来る事になりました。

私たちを追っているようですね。
・・・もう、やめていただけませんか。




（うっうぇ！ バレてる！！

教会の誰かが報告したのか・・・？
それともまたアルターに監視（ストーキング）されてる・・・？）

いや、ごめんね。
そういえばちゃんとお礼を言えていなかったから、せめて一言お礼を言いたいと思ってさ。
ラサちゃん、、ほら、あの倒れていた子からも、お礼を伝えてほしいって頼まれてて。




・・・
もうある程度お気づきかと思いますが、私たちは 契約を交わした秘密組織の一員 です。

先日一緒にいたアルターの事を覚えていますか？
アルターが先にあなたに接近し、その後、あなたは私たちを追いましたね？
そのせいで、アルターは裏切りの疑いを着せられました。




マジか・・・
（ストーカーの疑いじゃなくてか・・・）

裏切りって、まさか彼が？
確かに君の言うことを聞かないで、僕の言う事ばかり聞いてはいたけど・・・




うぐっ・・・。

ともかく、こうして表で活動をしている以上、いつまでも正体を隠し通せるとは思っていません。
・・・ですが、だからこそ今のような曖昧な時期にアルターに重い処罰を受けさせたくありません。

いつか組織が世に出る事になれば その時アルターと共にあなたを訪ねますので、今は私たちを探さないでください。




う～ん・・・そっか。

（でもそれっていｔ

【？？？】
キャハハハッ！




こ・・・この声は？




【？？？】
な～にしてるの？
超強がってたくせに、今になって怖くなったの～？
まさか、部外者を仲間に入れるつもり～？




【アヴェリン】
ブリルエン？！




【ブリルエン】
へぇ～、ペナールから話を聞いてまさかと思ったけど、本当に田舎者のハゲのおっさんなんかと手を組んだの？
騎士団もだいぶ切羽詰まってるようねっ！




あんたがどうして・・・？




・・・

・・・
なん・・・だと・・・？
まさか・・・奴は・・・奴は・・・




！？
コオシン、奴を知っているのですか！？

あ、一応言っておきますが、奴もコヨーテではありませんからね！！




違う・・・
コヨーテなんかじゃない・・・
奴は・・・奴は・・・

・・・

・・・

・・・


【コオシン】
痴女だッッッ！！！！！

【ブリルエン】
ん？




・・・は？

---

続く・・・

---