チェンソーマンの第２部が、本日からWEB媒体である少年ジャンプ＋にて第二部の連載が始まりました。

元から同作者藤本タツキ先生のファイアパンチのファンであったため、チェンソーマンの第１部の連載開始時も感想を書こうか迷ったのですが、
マビノギの記事も更新滞りがち＆ワンパンマン感想も更新遅れがち だったので、Twitterでたまに感想をつぶやくくらいで、ブログで感想を書くのは諦めていました。
ただジャンプでチェンソーマンの連載を追ってるうちに、感想を書き始めなかったことを当時後悔したので、第二部連載開始に伴い思い切って始めてしまいます！

もしご存知ない方は、
ファイアパンチの第１話 も、
チェンソーマン第１部の 第１話
最初の１話だけでも芸術作品として完成している素晴らしい作品だと思うので、一度読まれてみることをオススメします。

一応お伝えしておくと、元々長い間マビノギネタとワンパンマン感想を書いてきたブログなので、もし書き続けていてキャパシティオーバーに感じた場合はマビノギとワンパンマン感想のほうを優先する予定です。
内容もチェンソーマン感想のほうが短めの感想になることが多いかもしれませんが、始めたからには出来る限り頑張りますので、興味のある方にはお付き合い頂けると幸いです。

というわけで今週から、
少年ジャンプ＋連載
チェンソーマン感想始めます。

いきなり冒頭登場する鶏の悪魔、コケピー。
作中の生徒が言う通り、鶏の悪魔って弱そう・・・

ご存知ない方のために説明しておくと、
チェンソーマンの世界では、一般認知されるくらい人間世界の中に悪魔が存在しており、人を襲ったり事件を起こしたりしています。
ただ一部の悪魔については、 人に飼われていたり、デビルハンターと呼ばれる悪魔を狩る職業の人間と契約して協力関係 にあったりします。
悪魔の強さは その元となった概念（今回の例で言うと鶏） が "人々にどれだけ恐れられているか" によって決まります。
鶏の悪魔が弱いのは生徒が言う通り、鶏が一般的にそんなに恐れられていないからですね。
"電車内でお漏らしの悪魔" とかいたら、たぶんそっちのほうが強いです。

先生『皆には３か月後にコケピーを殺して食べてもらう！　先生はな！皆に命の大切さを知ってほしいんだ！』
現実世界で鶏や豚を使ってやる授業を、悪魔を使って行う。
自分達からすれば完全にぶっ飛んだ発想ですが、 「鶏は全然恐れられてないから～」 の台詞と同じく、悪魔が日常的に存在しているという世界観が第１部未読の方にもよく伝わる構成になっていますね。

今のところ主人公は、第１部のデンジでなく 三鷹アサ という女子生徒。
内向的でいまいちクラスに溶け込めないタイプのようです。
タツキ先生はぶっ飛んだ作風ながら、そのキャラクター達は妙に共感できるキャラクターが多いですね。
自分とは全然性格が違うんですが、三鷹アサってキャラも妙に共感できます。

三鷹アサ『あっチェンソーマンのパン・・・　シール集めてるからあったら頂戴』
ようやく第１部に出てきたキャラの名前が出てきた！
三鷹アサが普通に知っていたり、そのパンが出ているあたり、チェンソーマンはもうすっかり有名人みたいですね。

っってかそのパンは本人に許可もらってるの！？ｗｗｗｗ
ロイヤリティ払ってる？ｗｗｗｗ
しかも景品もらえるシールまであるのかｗｗｗｗｗ
アンパンマンやポケモンのパンみたいなノリで存在するってかなりの知名度ですよ。
チェンソーマンのアニメが大ヒットしたら、現実で販売されるのも期待できそうです。

三鷹アサ『チェンソーマンもコケピーも早く死なないかな・・・』
シール集めてるのに死んでほしいのか・・・
まぁ本気で恨んでるとかではなく、 「飲酒運転で捕まった奴が市長をやっている」のを死んでほしいと思う のと同じくらいのノリで死んでほしいと思ってるだけみたいですが。

委員長『私達全員で話し合って決めましたコケピーは食べません！』
三鷹アサ（え～！？）
アサちゃん初耳って反応してるじゃん！ｗｗｗｗｗ
全員で話し合ってないじゃん！！ｗｗｗｗｗ

委員長『命を食べるという行為から目を背ける事はできません・・・でも・・・！コケピーは私達にとってもう鶏でも悪魔でもありません！コケピーは友人です！』
先生『その言葉を聞きたかった・・・・・・！　よし！コケピーを殺すのはやめっ！　これからもクラスの一員として生活してもらう！』
イイハナシダー｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

まぁ読者目線だとかなり茶番臭く感じますが、
実際仲間として触れ合ってきて、しかも 現実の鶏や豚と違って言葉も通じるコケピーを殺す って、そりゃ殺せませんよね。

先生『皆に混ざらないのか？　・・・友達作った方が高校生活は楽しいぞ？』
余計なお世話に感じる方もいるでしょうけど、先生も委員長もクラスで孤立している子をこうやって気にかけてくれるとこはいい人ですよね。
~~後半のネタバラシさえ無ければ・・・~~

三鷹アサ（そっか　私・・・みんなが羨ましかったんだ）
↓
コケピー死す

あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ
せっかく大事な自分の気持ちに気付いたのに、こんなのって無いよ！！！

でも、もしアサちゃんがこれからデビルハンターになるのなら、これが最初のハントだね♪♪♪

三鷹アサ（もしももしもクラスで誰か一人屋上から飛び降りなきゃいけなくなっちゃって投票でその一人を決める事になったとしたら　全員が私に入れると思う　私も自分に入れる）
とんでもないやらかしをしたときって、こういうこと考えちゃいますよね。
タツキ先生の描くキャラクターは、こういう 一見突拍子も無いけど現実の人間も考えそうなこと を考えたり、それで行動したりするキャラクターが多くて好きです。
キャラクターから生々しいほどの命を感じる。

先生『どうした三鷹・・・』
三鷹アサ『えっ　横断歩道赤だから・・・・・・』
先生と委員長のほうが人との協調性が高くても、こういうところで素の性格が見えてきますね。
車通ってないなら別に無視してもいいと思いますが、個人的には教師ならこういうときでも信号は守ってほしいｗｗｗｗ

ちなみに私はよほど急いでなければ、車来てなくても信号守る派です。
たまには立ち止まってのんびり生きたいのもありますし、
万が一どこかから子供が見ていて 「信号守らなくていいんだ」 って思ったら危ないですからね。（子供は視界も、車が来るか来ないかの判断能力も低いですし）

委員長『田中先生ね　私に三鷹ちゃんと友だちになってやれって言ってたの知ってた？』
委員長『田中先生ね！　私とセックスしてるのに三鷹ちゃん好きなの知ってた！？』
ごめんちょっと知りたくなかった！ｗｗｗ
委員長がアサちゃんを気にかけていたは先生に言われていたからで、
先生がアサちゃんを気にかけていたのは下心かよ！ｗｗｗｗｗ

一人ぼっちの人を気にかけてくれる人は、私個人としては普通に優しさで行動している人のほうが多いと思っていますし、私もそれで救われたことはあるので、このオチは悲しいｗｗｗｗｗ
委員長に関してはわりと前半からちょいちょい歪さが描写されていたので唐突感はありませんが！

委員長『正義の悪魔と契約してわかったの！　どうしたら私が田中先生とハッピーエンドを迎えられるか！』
正義の悪魔って、 深い意味で結構恐ろしい悪魔 と契約してますね・・・
ネット上で人を叩きまくって自殺に追い込んでいる のも、 中世の魔女狩り も本人達の中では正義だったんでしょうから、確かに正義は恐ろしい。
ただ、 世の中の人がわかりやすく恐れている概念 かと言えばそうでも無いでしょうし、強さはそこまででもないかな？
正義に恐怖を感じる人より、正義に救われる人のほうが普通は多いでしょうしね。

委員長『あのねあのねぇ！正義の悪魔に言われたの！　三鷹ちゃんを足かけて転ばせろって！　そしたらコケピー潰れちゃって・・・・・・！』
お前のせいかよ・・・
正義の悪魔的に、そこで転ばせることに何の正義があるんだ！？
「命の大切さを教えてくれた」 から正義ってことか！！？

・・・
・・・
いや、でも単純に考えてみれば、
悪魔を殺したんだからそりゃ正義か！！！！！
すごい！クラスに巣食う悪魔を殺したぞ！！！
正義の悪魔バンザイ！！正義の悪魔バンザイ！！！

戦争の悪魔？『生きたいなら体を貰うぞ』
あっさり殺されるアサちゃんだが、そこに声をかける悪魔が・・・
なんかフクロウっぽいけど、これが戦争の悪魔なの？
チェンソーの悪魔のポチタが犬っぽかったように、戦争の悪魔も弱っているからこんな姿なのかもしれませんね。

どういう発想の武器だよ！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
「田中脊髄剣」 という、今後二度と見ないであろうあろう武器名！！！

戦争の悪魔『我が名は戦争の悪魔！腕鳴らしに殺されてくれ！』
戦争の悪魔とか、恐怖の対象として考えるとめっっちゃくちゃ強そうなやつじゃん！！！！！
今のご時世的に、日本に住んでいても戦争は結構な恐怖の対象でしょう。

戦い方を見た感じ、
田中先生の脊髄を剣 にしたり、 委員長の手を手榴弾 にしたり、
身の回りのものを武器にできる感じかな？

チェンソーマン に対して、
ウォーウーマン ってとこでしょうか。

チェンソーマンを皆で呼ぶ会 とは、なんともミーハーな回・・・ｗｗ
デンジの性格的にここに来るんでしょうかね～？
「チェンソーマンに抱かれたい！」 って女の子が呼びかけたら来るかもしれない！

戦争の悪魔『待ってろチェンソーマン・・・！　核兵器を吐き出させてやる・・・！』
チェンソーマンを皆で呼ぶ会に行って、チェンソーマンを殺す気でしょうか。

核兵器を吐き出させてやる というのは、脊髄を剣にしたみたいに、戦争の悪魔の能力でやるつもりなのかな？
どんなものでも核兵器に出来るとは考えづらいので、相手の強さや知名度によって変えられる兵器の強さが違うのかも？

アサちゃんはチェンソーマンに死んでほしいと言っていましたが、
今のところもうアサちゃんの意思は感じられませんし、チェンソーマンを殺したいというのは完全に戦争の悪魔の意思で、彼女自身は完全に死んで体を乗っ取られた感じでしょうか。

ということは彼女はデンジのような、人と悪魔が生きたまま融合した デビルマン（正式名称不明） ではなく、
第１部のパワーちゃんのような、悪魔が人間の死体を乗っ取った魔人みたいですね。

今後彼女は敵となるのか、味方となるのか！
デンジは次回登場するのか、しないのか！

待て次回！！